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ダム日記8(ダムと自治)←  1995年 2月 28日  →ダム日記10(署名と歴史の流れ)

∞∞ダム日記9(あたふた談)∞∞

2月28日

今日もお仕事の方、お疲れ様。私にとっては、ほーんとに、久々の完全休養
日。
東京は快晴!春の気配も、もうあっちゃこっちゃにあるようです。

最近、仕事でパニックしながらダム日記(今日は9回目)を書いていました
ので、目が吊り上がり気味でした。今日は映画にでも行って心の余裕を取り
戻す予定です。

思えばダム日記を始める前から色々ありました。まだ、振り返るばやいでは
ないけど。あえて、裏話、わたくし話、順不同で。ガックリ談を中心に。

オフで署名を始めた時。
某武道を某道場で稽古しているのですが、そこで

私:稽古の終りに皆さんにお話する時間を3分いただけませんか(要するに
「ダム反対に興味のある方は後ほど私の所に集まって話を聞いてください」
と言いたかった)
先生の弟子A:道場には様々な立場の方がいらっしゃいますから、道場として
応援するわけにはいかない
私:いえ、そうじゃなくて、個人、個人にお願いしたいという意味です
先生の弟子B:ですから、個人個人に回っておやりになる分には構いませんから
私:はぁ。あのでは、さっそくお願いします。これを読んで賛同してくださ
るようならご署名いただけませんか?(と資料1枚、署名用紙1枚渡す)
先生の弟子A:ですから考えておきますよ。(と退散)
私:えっ?(考えるためには受け取ってくれなきゃぁ〜)
先生の弟子B:私自身こうゆうのは問題だと思っています。じゃぁ読ませてい
ただきますよ。(と翌日同僚の署名を集めて持ってきてくれる)

高齢者の給食作りグループで私が担当じゃない日。活動が終わるお茶の時間
に忍び込む。

責任者のひとり:このグループとして賛同するわけにいかないと思うけど、-
-親分が、そういう主義だからね--政治も宗教もシャットアウト、他のボラン
ティアグループの宣伝のようなものもシャットアウトしてるから---(へぇ、
そうですか)どうです?今そこに何人かまだいますから話をしてみては?
私:はい。有難うございます。(ってわけで、初対面の人を相手に始めてダ
ムの話をしてみる。しっしかし、主婦はてごわい。「要るから造るんでしょ」
「あなたどうして反対してるわけ?」「この村出身?」「徳島なんて遠いわ
ねぇ。自分のいる県やその隣やいつも通っている所なら分かるけど全然実感
沸かないわぁ」というわけで、説明すれどもすれども、口下手の上、背景知
識も今よりさらに持っていなかった私は、茶飲み話に組み込まれていくばか
りで、説得力が出てこない。老人問題の一角を担うグループは、全般に渡っ
て問題意識も高い、身を乗り出して聞いてくれるだろう、同じ活動をしてい
る人ならツーカーで分かってくれるだろうと思ったのは大きな思い込みでし
た。

その他
「片寄った情報を元に反対してるなら賛同しないよ」(親)
「ほかにも問題があるのにどうしてダム?」(友人)
「ダム日記って最初に反対ありきって感じが否めないぞ」(友人)
「あなた方はどうせ原発にも反対でしょ」(ダム日記を読んだ人:ちなみに
私は単なる個人ですし、他のダム反対の人と、原発に対し統一見解を持つ必
要はないと思っています。エネルギーの問題はいずれ」
「地元で100人署名集めるからね」(友人:そういって1週間としない内に23
人集めてくれました。有難う!!)
そしてこの友人の話にその友人の知人A.B.C.さんらが
「それは議員と建設業者の持たれあいと癒着だよ」
「県や町の発注する工事の行政側と企業側の癒着には嫌気が差している」
「いくらでも協力するから紙(署名の用紙)持ってきな」
と協力を申し出てくださいました。ありがとうございます。心から感謝!
「ただ、ダムっていうより、時には人のつながりだなぁ」(その友人)
とも、その通りですね。

こうして様々な人々の協力、建設的意見によって、私の気持ちも段々に固ま
ってきました。とにかく前進しつつ、考えたい。
立ち止っている時間はないからとりあえず反対の視点を持っていることを否
定しません。

工事がはじまっちゃったら取り返しがつかない。
その前に「ちょっと待て! もう一度よく考えろ!」と言わなければならな
い。

木頭村ではまだ、環境アセスメント、地質調査(ダムの地質、岩盤などを調
べるために80本のボーリングをする)などの法的手続きは一切取れれていま
せん。この調査の後県議会にかけ、国会閣議にかけるという手続きもまだ。
それなのに建設省はすでに「着工」という言葉を使ったりなどしている。法
的手続きがまだだから、とウカウカしていられないんです。

環境アセスメントをまったくやらなかった川辺川(熊本県 須磨川の支流)
の例があります。しかもここは五木村議会が反対議決を下げていない時点で、
建設省は川辺川ダム工事事務所を立ててしまいました。よく言われる建設省
による既成事実の練り上げ。

そんなことにならないよう、我々は見張っているぞ、というために、署名ご
協力お願いします。署名フォーム(建設大臣宛て)はダム日記第一回にあり
ます。あるいは木頭村の(徳島県知事宛て)フォームもありますので、必要
な方はお申し付けください。

まさのあつこ