TOP 1-100 101 - 200 201 - 300 301 - 400 401 - 500
ダム日記23 まぼろしの23←  1995年 3月 30日  →ダム日記24(縦にポチャン)

∞∞ダム日記23(戦士達)∞∞

3月30日

【長良川河口堰では】
3月12日、推進派と反対派が集って、第一回円卓会議が行われました。

河口堰の運用は、円卓会議の後、「3月31日に判断する」と野坂建設大臣
は言います。

第一回のテーマは「防災」、二回が「水需給」、三回が「環境」、四回目が
「塩害」。

この間、わずか20日。長柄川が今のような川になるまでどれくらいの日数
がかかったか。その何億何兆という日数に比べて、3時間づつ、12時間の
会議で、何を判断するのか。

建設省側の円卓会議担当者、中部地建河川部長竹村公太郎氏の言葉。
「大臣に3月中に4回の会議を開くようにと言われているだけです」

【広島太田川 立岩ダム訴訟】
3月29日、中国電力のダム操作ミスなどが原因で太田川が氾濫し、家屋に
被害を受けた、と損害賠償を求めていた住民の訴訟の控訴審判決が出ました。

広島高裁、柴田和夫裁判長の言葉。
「ダムの操作と水害の因果関係は認められない」
控訴棄却。

<<注:発電ダムの持ち主は、水利権を有するが流量調節の義務がない。
 川の水をすきなだけ使ってもいいが、後始末はしなくていい。
 ダム操作によって洪水が起きても責任を問われないよう、法に守られてい
る。
 住民は無防備なまま、守られていない。>>

【吉野川第十堰】
4月1日、吉野川を考える集いが催されます。

宝暦二年(240年前)に建てられた美しい石積みの吉野川第十堰を壊して、可
動堰を造る、と建設省が言う。

科学的データによれば、洪水時、毎秒1万9千トンの水が流れようとする時、
最高42センチ水位が上昇する。

42センチはブロック二個分。今の堤防のままで充分、川底の砂利を除去す
る方法もある。1千億円を費やす必要はない、240年の文化遺産を残そう、と
自然保護派が言う。

なぜ、可動堰なのか、資料をあらいざらいさらけだせ、と地元の新聞も声を
あげている。

ダムをめぐり、無口な巨人を相手に日本中で戦いが繰り広げられている。

? ? ? ? ? ? ?
2月15日、シンポジウムでの建設省河川局の青山俊樹開発課長の言葉。
「(河川)事業推進のために情報を公開することが必要だ。今後はオープン
な方向に進むと確信している」
その確信は、一体どこから来て、どこへ行ってしまったのか。
それとも.....
? ? ? ? ? ? ?