TOP 1-100 101 - 200 201 - 300 301 - 400 401 - 500
ダム日記26(蛍)←  1995年 4月 7日  →ダム日記28(幸せ)

∞∞ダム日記27(新聞賛歌)∞∞

4月7日(金)

春雨じゃ。濡れて参れる暖かさになりました。

「朝日新聞」「毎日新聞」を購読の皆様、4月5日の「社説」はご覧になり
ましたか?
それぞれ『長良川の清流を保つために』『円卓会議を無駄にするな』と、長
良川河口堰問題を取り上げています。
両社説とも力(りき)が入ってます。いえーい、いえーい。

「毎日」の方は、4月以降も円卓会議を継続しよう、という提案に一本。
環境アセスメントは、そもそも、その結果次第で、工事の中止や代替案への
変換がなされるべきだという所に一本。
「初めに堰ありき」の建設省、水資源開発公団への姿勢の批判に一本。

「朝日」の方は、「現在は、国の巨大事業に対して地元自治体や市民が対等
に話し合えるルールがない」に一本。
「必要性が薄くなったダムは、計画を撤回する勇気をもってもらいたい」に
一本。
堰の是非を判断するには、水需要の検討も必要だから、円卓会議の調査委員
には自然科学者のみならず経済学者も呼べという指摘に一本。

うん。うん、うん。
開発と自然保護は反対語で、自然科学者の出番となるのは分かるけれど、そ
れ以前に、経済学者が「水は今以上に必要としない」と言えば、自然科学者
が出てくるまでもない。本気で考えたら「新しいダムはもう要らない」とい
う結論に到るまでには多くを必要としないのです。素人目にも。
最後に、ユニークな木頭村の「ダム建設阻止条例」の紹介に一本。

【シャッフル】
今までダム事業計画では、色々なものの順番がめちゃくちゃだった。
全部何もかも決めて、予算も立てて、談合もあって(@_@)、それから環境ア
セスメントをやったりする。だから、アセスの結果はいつも「問題なし」と
出るので「不思議の国のアセス」という表現があるくらいなのだ。

挙げ句に、ダムが完成してから、その運用について、反対派と話し合いをす
る。話し合いをして運用をしないくらいなら、最初から話し合いをしなくて
は意味がないのだ。それは単なる「破壊」であって「開発」ではない。

でも私達は、こうして少しづつ学んでいる。一番いい順番は何かを。
<<<ダムの必要性を語る科学的データの公開>>>>
これが一番。
何をおいてもこれが一番。
それが行われてこなかったのだから、それをやりましょう、建設省さん。

「毎日」のもう一つの社説には「投票に行こう」という内容。
うん。うん、うん。
徳島では、「木頭村の細川内ダム」「吉野川の第十堰」に象徴される環境/
開発が争点の一つになっています。
自分の関心を持った切り口から政治を眺め、候補者を選ぶ。
ダム日記を書きながら、そんなことも学びました。

まさのあつこ