TOP 1-100 101 - 200 201 - 300 301 - 400 401 - 500
ダム日記31(地震)←  1995年 4月 17日  →ダム日記33(倫理と科学)

∞∞ダム日記32(ZZZ....)∞∞

4月17日(月)

え〜、馬鹿々しいお笑いを一席。

鹿児島の奄美大島では「ゴルフ場を作ってくれるな」とアマミクロウサギが
訴訟を起こしました。
もとい、アマミクロウサギを原告1メンバーにしたてて訴訟が行われる筈で
した。
ところが、ユーモアの通じない日本の裁判所らしく(それともありすぎるの
か)「アマミクロウサギこと某(それがし)の住所氏名を明らかにせい!」
ときた。唖然。

で、原告側は、他の原告メンバー(人間)の住所氏名を補充。
それに対し、「動物が訴訟を行うことはあり得ない」と(こんな当たり前の
ことを当たり前の顏して言わなきゃいけないなんてスゴイッ!)訴状の動物
の部分が却下されてしまいました。先月23日のことでした。

昨日は、建設省の辞書に「生態系」という言葉が「上書き保存」(^_^)された
日だったようです。というのも、彼らが先月31日に発表した「河川環境」
に関する答申に『生物の多様な生息・生育環境の確保』という内容が含まれ
ていましたが、昨日また、長良川河口堰円卓会議にて、生態系の調査が不十
分だったことを認めたからです。
よぉっ!建設省!

ダムファイターに、ウサギファイター、日本各地で攻防戦が炸裂する平成7
年!

この言い回しで言うなら、相模大堰建設差止住民訴訟を起こした住民は、コ
アジサシ(東南アジアから渡ってくる鳥で日本で繁殖する)ファイター。
このダムの計画取水量が多すぎて、川が枯れ、繁殖地に適した中州(水に守
られた聖地)が消滅してしまうのです。人間のようにデジタルなナビゲーシ
ョンシステムを持っているわけでなし、コアジサシは路頭に迷ってしまいま
す。羽があるから飛んでいける、という問題ではありませぬ。

しかし、動物にも生きる権利がある、という倫理感に基づく訴えもいいけど、
この相模大堰は「今ある水で間に合う。新しい水源は要らない」という理詰
めデータでも充分説得力がある。ところがそれではマルケンさんが動じない
んですねぇ。レッドデータブック(絶滅にひんしている種が書かれている本)
とかで横面張り倒さないといけないんですかねぇ。

今日はとても眠い。次回、またトライすることにして、今日はお休みなさい。

まさのあつこ