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∞∞ダム日記36(解答編)∞∞

4月27日(木)

>基本的な質問ですみません。
>『水利権』とは何ですか?
>『利水』とは何ですか?

おぉ、なんと素晴らしい質問でしょう。そうです。そういう質問を待ってい
ました。

『水利権』とは、水を利用する権利、と字面で理解していたのですが、そう
ですね。一体「誰」が「誰」に与える権利なのでしょう?それに何と引き換
えに与えられる権利なのでしょう? 今週末までの宿題として、きちんと正
確に答えられるよう本や資料をひっくり返してみます。

『利水』の方は、間違えずに答えられそうです。
それは、ダム建設事業用語とでもいうべきもので、『治水(水を治める)』
という言葉と共にダム建設の目的としてよく使われるマジックワードです。

例を挙げて言えば、発電のためや、水道、工業用水、農業用水として取水す
る(水を利用する)ことなどです。他にも例があるかもしれませんので、こ
れも宿題として、次回お答えしたいと思います。

案外、こういう基本的な分かっているようで分かっていない事柄が、まだま
だあるのですねぇ。さすが素人だ、とまるで、人事のよう?!
身をピリピリ引き締めています。
ご質問ありがとうございました。

ちなみに、例の長良川でも最初、そのダム(堰)の目的は「利水」でした。
けれども、工業用水が足りるようになり、「利水」だった筈の目的はいつの
まにか「治水」にすり変わってしまったのです。おまけにとっくに対策済み
の「塩害」対策だ、という理由まで付いてしまいました。そういう意味で、
「利水」と「治水」はダム事業者のためのマジックワードです。
その長良川では、河口堰運用を巡っての円卓会議が先日終了し、運用に反対
する誰もが、固唾をのんで、野坂建設大臣の英断を待っています。

野坂建設大臣 どうか この声を聞いてくださいますように。

今日はこれにて。
GWまであと一日! もう一日、頑張りましょう。お休みなさい。

まさのあつこ