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ダム日記65(交差点)←  1995年 6月 27日  →ダム日記66(訂正)

∞∞ダム日記66(攻撃の手)∞∞

6月27日(火)

「運動で一番大切なのは、攻撃の手を休めてはならないということなんです」
闘っている人は言う。

人を集め、研究者に相談を、国会議員に協力を、法律家の助けを、人々の理
解を求め、メディアに訴え、勉強し、抗議し、手がすけば、他の運動を研究
し、情報を交換し、応援に駆け付け、、、。

どの環境保護運動をしている人を見ても、絶えず、闘っている。絶えず、悔
し涙を流し、絶えず、笑い飛ばしている。のめり込めば込むほど、隠されて
いる悪行に気づき、怒り、変革を切望し始める。滅んでいく母なる山、森、
川、海、父なる鳥、獣達を目にして、怒り、絶望し、「今ならまだ間に合う」
と勇気を奮い起こす。

「公共事業を決定した町長や市長、県長は、その事業費の3%がリベートと
して懐に入ることに決まっている」と聞いてしまった。ショックだった。消
費税じゃあるまいし、一体、誰が3%などと決めたのだ。もっと事情に精通
している人に聞くと、「3%なんてもんじゃないよ」だそうだ。実に不思議
な慣行だ。

24日、25日に集った「大規模林道問題全国ネットワーク」は、26日
(月)、仕上げに総務庁、林野庁、環境庁を訪れて以下を含む様々な申し入
れをした。

1.実効性のある環境アセスメントの確立。
2.林道、ダムなど巨大公共事業の見直し。
3.環境資源としての森林保護と林道、林業についての円卓会議開催。

何故、上記のような申し入れを?

1に関して、現地からの報告に、数多く、環境調査のひどさがあった。
例えば、クマタカの営巣地の調査にヘリコプターを使うわ、営巣地を公表し
てしまうわ(保護のために内緒にしておくのが常識)、環境庁から発行され
た猛禽類マニュアルを紛失してしまうわ(山形県)、まぁ、ひどい。

無知だけならまだしも、餌を取る行動が104回観察された所が、35回だなどと、
データを改竄するわ(福島県)、うるさいスノーモービルで調査に行って、
繁殖がパーになるわ、聞くも涙、語るも涙です。ハンカチの隅を噛んで、キ
ーッ!とヒステリーを起こしてしまいそうなのだ。

【お知らせの巻 その1】
さて、話は全然変わりますが、「長良川リレートーク&長良川監視委員会発
足式」のお知らせです。
日時:7月5日(火) 午後6時から8:30
場所:星陵会館ホール(永田町から徒歩5分)
出演者:佐高信 野田知佑 夢枕ばく 天野礼子 大森恵(長良川河口の長
島町の町議さん)
参加費:¥1,000

今後5年間は、長良川河口堰運用の影響調査をすることを建設省は約束をし
ているので、それを監視する委員会(悪影響の証拠が上がったら即運用中止
を要求する)の発足式、となるようです。翌日は、先日お知らせした「ダム
日記オフ」の日でもあるので、ちょっぴり、きついですが、え〜い、もうや
けくそです。私も参加します。

【お知らせの巻 その2】
国会議員と市民をつなごうという地道な努力が始まりました。「政策」で検
索をすると、「共同政策ネット」が一週間に一回くらい出てきます。超党派
の事務局で発行している情報提供誌です。どしどし政策提言をしましょう。

あなた(私)が日本を変えてゆく!そんな浮いた台詞を言うのはダム日記く
らいのもんですが、上記の人々は本格派です。政策派集団を育てるチャンス。
政治に1国民として参加するチャンスです。