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ダム日記91(ダム撤去が始まるヨ)←  1995年 9月 24日  →ダム日記93(県と渇水)

∞∞ダム日記92(デカイ和)∞∞

始めてダム日記を開いてくださった方へ。
徳島の木頭村(きとうそん)が抱えている問題を勉強し、その勉強結果を不特定
多数の人に報告するために今年(95年)2月に書き始めた日記です。
8月、賛同してくれる方たちの精神的サポートをいただいて「木頭村の未来を考
える会」をゆるやかに結成しました。
ダム建設に自治体として反対するこの村が26年抱えてきた問題は、日本が抱えて
いる問題の象徴なのです。木頭村が木頭村の願いと意志「残り少ない清流を守る
ため、ダム建設はなしで、村を振興してみせる!」を貫くことができたら!
まずはこの小さな村を見てもらいたい、そんな気持ちで紅葉サイクリング「木頭
村へ行こう!」を11/3、11/4に企画中なのですが、、、。

9月24日(日)

チャリンコで木頭村を走り回りたいと考えた時には、「誰かあと一人、木頭村を
知らない人を誘っていけたら」と考えていました。
でも、そのあと一人が誰だか分からないもんだから(^^;ゞ、あちこちで呼びかけ
てみたら、その「行きませんか?」の声がいろんなダイナミズムを生んでくれま
した。
インターネットWWWでは
・OpenCommunity さんがhttp://www.st.rim.or.jp/~flipper/で、
・野遊びネットさんがhttp://www.asahi-net.or.jp/~aq6t-wtnb/で、案内を載せ
てくださり、おかげさまで、お問い合わせをチラホラいただいています。
それから、
・FENVさんが会議室8(>開発)に引き込んでくださったり(それまではあまり
に大きなフォーラムで、どこをどう入っていいのか分からなかった)、
・FCYCLO(自転車ツーリング)フォーラムさんの方が転載を申し出てくださったり
(そんなものがあることを知らなかった)、
・雑誌サイクルスポーツさんが「面白そうだから囲みで取り扱ってあげよう」と
案内を(10月号)で載せてくださったり、
・カヌーイストの野田知佑さんのおかげで出会えたBePalの編集者を通してBePal
ライターのシェルパ斉藤さんに応援を頼んだら(なんて遠い縁!)「今回は無理
だけど、僕もまた木頭村へ行ってみるよ」と電話をくださったり、
・アマチュアバンドの人にコンサートしません?と頼んでみると「せっかくだか
ら村の人とも知り合ってみたいなぁ」と、そういう企画も考えてみることになっ
たり、
・岡山県の苫田ダム計画によって、水没予定地から郷里を追われることになり、
親子三代で闘ってきた三代目ダムバスター山本まりさんが、FCAMPでダム日記の
代理アップを引き受けてくださったり(どもすいません(~0^)/!感謝ですm(_ _)
m)、
他にもさまざま、自分一人の頭では思い付かなかったこと、できなかったことが
ドンドン起こってくれる。木頭村の名前がアチコチで叫ばれる(オオゲサ)。
小さな夢でも、胸熱い夢追い人が受け取って、次の人に届けてくれる。嬉しいなぁ
。
それをエネルギーに、ますます、頑張って木頭村を応援するぞ!

【今日の木頭村】
手始めに日本全国11か所のダム計画の「中止、変更、実施」を審議するために開
く審議会。
中身は?と見てみると、「ダム計画を実施したい」建設省が指導して、「ダム計
画を推進したい」県知事が委員を選出する、しかもその審議の内容をもとに「ダ
ムを造ることが一番国民のためになる」と考えている建設省が、「中止、変更、
実施」を判断する(これで「中止」を判断するとしたら、私は逆に「アンタは馬
鹿か」と言うでしょう)、という「建設肯定者」のための「建設肯定者」による
審議会であることが明らかになりました。
最初から「そんなのはお墨付き機関だ」と抗議と撤回を申し入れた団体や個人あ
り。
県/建設省の出方をまって、やっぱり「それでは公正な審議ができないでしょう?
」と審議委員選出の見直しを要請した「常識派」あり。
しかし、県はこれらすべての声を無視。
同じ徳島の吉野川河口堰では、やはりダム建設肯定者大半の審議会を強行して、
しかも第一回を非公開で開催することにしたんです。「非公開で」ですよ。なん
たる時代遅れ。厚顔無恥。めっちゃ、怪しい! 許せない!
そして、そんな不公平な審議会には出席できない、と地元自治体として就任を拒
否し、審議委員の半数を地元に選ばせろというもっともな主張をしている木頭村
長に、県河川課長は「今のままで充分公平だ」と、9月22日、三度目の就任要
請に訪れました。
木頭村は未だ、突っぱねています。

吉野川河口堰の審議会では、賛成6人、学識経験者5人という構成。
木頭村の細川内ダムでは、反対2、賛成4、学識経験者5(ダム賛成派のマイン
ドコントロールを受ける、というと言い過ぎでしょうけど、公正な人であれば、
多数派の意見に耳を傾け、尊重することが充分考えられますよね。)という構成
で、地元紙「徳島新聞」の読者覧にも異議、抗議が殺到しているのに、徳島県と
建設省はそれに耳を傾けない。

「木頭村の未来を考える会」では県知事の意図を問う「公開質問状」を郵送しま
したが、まだ回答なし。民主的手続きを踏むことにかけて先進国であるアメリカ
(ダム撤去も始まっている)に視察にいってくれというお願いの手紙も出してみ
ました。

応援もなかなか大変です。でもサイクリングは楽しむぞ!
知事も誘ってみようかしら。

まさのあつこ