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10月29日(日)

【姫野さん おめでとうございます】
今日はまず、「吉野川シンポジウム実行委員会」の皆さん(徳島県吉野川流域住
民の約150人)におめでとうございます、が言いたい。先週は忙しくて言えなかっ
た。
彼らは計画されている吉野川河口堰建設計画に疑問を抱いて、一昨年初めてシン
ポジウムを開いたのに、疑問が解消されなかったので、その時の名前のまま活動
を続けているグループだ。疑問が解消されなかったのは、疑問解消のために建設
省に出席を要請してシンポジウムを開催しているのに、何を勘違いしてか、建設
省は、いつもその出席を断ってきていたからだ。
しかたなしに、第一回では、「実行委員会」が知るかぎりの範囲で河口堰建設計
画のことを住民に説明すると、建設省の発表と、住民の理解が違っていることが
明らかになった。
建設省が使っている名目は「第十堰改築計画」となっているため(第十は地名、
堰が10基あるわけではない。念のため)、江戸時代からある石詰みの美しい堰
にちょっと手を加えるだけだと住民の大半は思っていたのだ。
ところが、本当は、既存のものを取り壊して作る巨大な河口堰のことだった。

そして第6回目。第6回目のシンポジウム開催にして、ついに、建設省が出席を
決めたのだ!
開催は11月12日。テーマは、「河口堰の水を考える」
出席者は建設省河川局開発課建設専門官の宮本博司氏、徳島工事事務所長の山口
修氏。
そして、建設省長良川モニタリング委員の西条八東愛知大学教授。

長良川では、河口堰運用開始後、たった55日にしてアオコが発生し、サツキマス
やシジミへの影響も出ていることから、このシンポジウムは、とても意味のある
ものになると思います。サイクリングの翌週ではありますが、なんとか、私もこ
のシンポジウムに行きたいな、と個人的対策を考えている所です。

【サイクリング秒読み】
通常の仕事、湖沼会議、通常の仕事、とバタバタしているうちに、サイクリング
参加者が少し増えた。
東京で5分だけ話す機会のあった大学の講師さんが、「徳島の友達にサイクリン
グのことを言っておいてあげますよ」と紹介してくださったのだ。
その人から電話があり、「僕は、車にスピーカーを付けて走ることもできます。
横断幕なんかもあったほうがいいですかね」と張り切っていらっしゃる。ひぇ〜!

私の答え。「今回は、とりあえず、今まで木頭村やダム問題に関心のなかった人
を一人でもいいから連れていくということが出発点でした」スピーカーと横断幕
をやんわり断った形になり、後で「しまった」と思った。「スピーカーと横断幕」
で尻込みをしてしまったが、「清流を見に木頭村へ行こう!」という横断幕を掲
げてそう叫びながら行くという発想かもしれなかったのだ。
こちらの「ダム断固はんた〜いのイメージだなぁ」という先入観で、素敵なアイ
デアを殺してしまって反省。ごめんなさい。

でも、とくかく、「一人の体力ではとても無理なので、車で伴走しながら、チャ
リンコはリレー形式で」木頭村まで先導してくださることになった。「徳島市内
だけでも、できる範囲で、一緒に走って」くれる人も募ってくださるという。心
が鳴る。嬉しくって泣いて、悲しくって泣いて。忙しい日々だ。
広島からも「週刊金曜日で見ました」と電話をくださった大学院生が「時間の調
整をして」駆け付けてくださるようで、それなりにやっと、サイクリング大会ら
しくなってきた。

湖沼会議の報告の続きはまた!

まさのあつこ