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ダム日記113(感謝2と新出発)←  1995年 11月 14日  →ダム日記115(京大山口君への手紙)

∞∞ダム日記114(交流の始まり)∞∞

11月14日(火)

【後日談 with ガロの会】
−(サイクリングのあと)一行は、会館で「おじゃましますコンサート」を開き、
村民百人と夜遅くまで交流した。−11/4徳島新聞より

はて、実際は、コンサート隊は、最後の力を振り絞って機材の後片付け、サイク
リング部隊の多くは疲れ果てて宿へ、して私は「ガロ王国を作ろう会」の国王
(私と同年代の女性(^_^))に、お目通りが叶い、「ガロ王国の掟(おきて)」
をおしいただき談笑。
と、国王は機材を「えっほ」と運んでいた人夫、いやコンサートに登場した歌い
手「井上卓」のことを、「ガロだ。ガロがいる!」叫ばれたので、平民の私は
「こ、こら、井上さん。近こう寄れ!国王がお呼びである!」と呼び止めた。
かくして、ガロのモデル発掘が行なわれたのであった(^_^)。冗談ぬきでお皿を
載った所を想像するだけで井上卓はガロになるのである。国王の覚え明らかにし
て、鎌倉へハガキが届く。昼間の連絡先に関しては「ただいま、国王は、○○で
アルバイト中です。」と書いてある(^。^)。NAVIライターの矢貫さんによれば、
国王は木頭村で唯一のフリーターらしい(^_^)。

【交流のハジマリなのだ】
一緒に100キロを走った京大生からも「Thank You」メールが届いた。インターネッ
ト経由だ。北野さんには葉書の礼状が届いたという。
さて彼らは、ダム問題も木頭村の問題もあまり知らず、サイクリングが好きで好
きでたまらなくてやってきた若者達だった。徳島市から木頭村までの登り坂を知
る人は誰もが、サイクリング計画を聞いて「誰がそんな苦しいだけのサイクリン
グに参加するもんか!」と目玉をひんむいたり「本当にやるの?」と心配してく
れたけれど、チャリンコ・フリーク(馬鹿)というものは、こうしてこの世に確
実に存在するのだ。わっはっは。

【足踏み】
さて、この日記を書き始めて様々な活動家に会い始めた頃、心に刻むために書い
たことがある。「環境のことをやっている同志では類は友を読んで、国民皆が高
い意識を持ったかのような錯覚に陥る。一般大衆をおいてけぼりにして走って、
振り向くと誰もいないということがありえる」という意味のことだ。
私も時々気持ちが盛り上がって走しりたくなる。焦って焦って、建設省に怒鳴り
込みに行きたい気持ちになる。しかし、じっと足踏みをする。
いつからか忘れたけれど、私は、自分の役割を悟った。この問題の入口にとどまっ
て、「おぉい、みんなぁ。こっちだぁ!」と手を振る役割なのだ。私はシンガリ
を行こう。先頭をきって闘うのは先輩ダムバスター達に任せて。その方が楽だし
(といっても結構大変だけど(^^;ゞ)、チンタラ、チンタラ遊びながら、後ろか
ら応援するのが性に合っているのだ。先頭だとキンチョーして絶対にズッコケル
自信もあるし。
でも「木頭村をいじめたらタダじゃおなかいぞ!」と思って牙を磨いているつも
りなんである。牙が使いものになるかどうかは別として(^^;ゞ。。。

【ダムバスターの独り立ち】
とにかく、ダム問題の入口、それもニフティという狭い入口に立って「こっちだ
よぉ」とやっている内、アレヨ、アレヨと言う間に「インターネットとダム」
「音楽とダム」「教育とダム」「デザインとダム」と自分の守備範囲を少し広げ
た格好で木頭村を応援しよう、ダム問題を啓蒙しなくてはと考える人々が現われ
始めた。新ダムバスターの独り立ちだ。
彼らを入口に立たせたことはとても自負しているし、そこから独り立ちを始める
彼らが私の自慢(^_^)。
私も負けずに頑張ろう。どんどん入口に立って、どんどん入口を広げてくれる人
が増え、どんどん層を厚くして、ネズミ算式に「ダムの実情を正しく理解する」
人を増やそう!
一方で私も「ダムと英語」で頑張ろう。6月にアメリカに資料を請求して、7月
に資料が届いていたのを、やっと紐といて読み始めたら、ほんの入口に面白い所
があったので、今そこだけ訳す。アイダホ水資源省が出している「灌漑用水保全
促進プロジェクト」の1ページ目にある注意書きだ。

「税金でサポートされた研究の結果につき著作権なし。
 原本名を記載の上、自由に複製可」

うぉ〜。これだ。この精神。っね!

ちなみに資料請求は、「アメリカはあんなに自信を持ってダム建設やめたんだか
ら、ダムに代わる具体的代案があるに違いない」という先輩ダムバスターのつぶ
やきから始まったんである。
オラオラ建設省! チミたちも代替案を研究して政治家を教育してください。
オラオラ政治家諸君! 秘書には献金集めや電話番なんかさせないで、本当の
「仕事」をしてもらってください。(よく考えるんですけど、国会議員としての
仕事を果たすためにはもの凄い勉強をしなくれはならない。秘書が必要なのは勉
強時間を少なく済ませるためのシステムなんだと思うんだけど。。。)

なんでこんなことを言うか? 
木頭村の那賀川周辺にいたっては、内閣への資料請求(6月)の結果「農業用水
のデータがない」ということが明らかになった。データがなくては科学できない
ではないか。それで「水が足りない」と言っているのは百ぺん考えてもおかしな
話なんである。

それからまた、生物多様性国家戦略のことで国会に傍聴(9月)へ行ったついで
に徳島県選出の国会議員(ダム推進派)の所へ「会結成のご挨拶」に行った時に
は、(本当はサイクリングに誘おうと思ったんだけど、最初からスゴイけんまく
で「何が応援や!あんたに何ができる!」と怒鳴られてしまったので誘えなかっ
た。議員会館のお部屋に通していただいて「木頭村の未来を考える会というのを
作りました政野淳子と申しますm(_ _)m」と言っただけで、怒鳴られたんですよ。
なんかダム日記に腹立ててるんだなというのは分かったし、それが驚きでもあり、
励みにもなった(^_^))彼の頭に「ダム」のダの字はあっても「代替案」のダの
字はないことは明らかだった。
「こんにちは」だけ言って5分で帰るつもりが、「ダム必要論」をいきなり「ハッ
ハッ!」と話し始められたので、仕方なしに(^^;ゞ、「ッチョ〜!ッチョ〜!」
と代替案で切り返し40分近く話してしまった。

「洪水対策」とアチラが言えば、「じゃ、堤防を」と私は言う。
すると彼は「ダムでなければ駄目だ」と結んでしまう。

「利水対策」とアチラが言えば、「じゃ、取水塔だけ建てるのはイカガ?」と私
は言う。すると彼は「それは何だ?」と聞く。
ダムのことでレクチャーは受けていても、取水塔のことは建設省から何も聞かせ
られていないのだ。説明すると「駄目だ駄目だ。そんなのでは駄目だ。(素人の
説明で判断されても困るのだけど:まさの)ダムでなければ駄目だ」と言う。

そんなわけだから、資料をうまくまとめることができたら、ちょっとづつダム日
記でも提供しますから、建設省さんも政治家さんも研究をしてくださいm(_ _)m。


本日これにて。ッチャン!

まさのあつこ

P.S.メールくださった方々へ。
今ラッシュなんで、そのうちボチボチお返事書きますねヽ(^。^)ノ。
鼻血が出そうな内容の濃いメールをいただいています。