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∞∞ダム日記119(世界へ)∞∞

11月24日(金)
頭の中で、仕事による浦島太郎現象がまだ続いているようなので、今日はお伝え
しそびれている軽い話題をポツポツ書き並べます。

【リンクという優れモノ インターネットの世界】
仕事でひぃひぃ言っている合間に、インターネットWWWのホームページで「木頭
村の未来を考える会」のコーナーに載せる新たな内容の確認メールや連絡事項が
ゴンゴン入ってきました。忙しいことは伝えてあるので、ワタシは横柄に「よし!
」とか「文句なし!」と短い返信を送るだけ(^_^;)。
サイクリングの時の写真はまだ載せていませんが、かなり充実の方向に向かって
いるようですので、読める環境の方は、その内、お読みください。
(http://www.st.rim.or.jp/~flipper/dambusters/kitou95.html)

サイクリングを企画した頃から、このホームページ上で、知らない間に、「リン
ク」というものが進んでいる。「リンク」とは何かというと、、、例えば、この
イベント情報を雑誌「週刊金曜日」の載せてもらった。で、彼らもWWWにホーム
ページを持っていて、そこにも誌面と同じ我らの案内を載せてくれて、しかも、
「木頭村へ行こう」の言葉をクリックすると、あら不思議、ぱ〜ん!と「木頭村
の未来を考える会」のページに勝手につながって(リンクして)くれた。ごく最
近では、『徳島の鳴門教育大の環境関連のページを見つけて「リンク」のお願い
を書いたら「すでにリンク」されている』と連絡が入った。WWW:World Wide Web
(世界に広がる蜘蛛の巣)とはよく言ったものだ。こうして関連情報同士がリン
クされることによって、蜘蛛の巣のように世界中に情報ネットワークができるっ
かもよ、という世界なのだ。(と、ちょっとばかし質問を受けたので、この場を
借りて説明しました)

さて、次の話。最近よく考えていること。今後、「木頭村の未来を考える会」の
存在意義として新たに視野にいれたいことの一つ。

【国際派と国内派のネットワーキング】
やっていることがやっていることなだけに、環境保護に携わっている人と関わる
ことが多い。彼らは私の意識の中で、国内派と国際派に分かれている。
国内派とは「国内環境破壊現状把握派」とでも言える。「現場」をもって環境デ
ストロイヤー(^_^;)達と攻防戦を絶えず繰り広げている。10年も20年も闘ってい
る。
気づく点:内部でグルグル回っているので行き詰まりがち。。。

一方で、国際派は、国際的に世論の高まっている問題に注目し、日本政府や企業
に喚起を促している場合が多い。「日本の海外での経済活動が第三世界の自然を
破壊している」というように。それから日本ではまだ認識されていない問題を外
で学んで、日本に帰って啓蒙活動をしようと考えている。
気づく点:ベクトルが「外から中へ」片寄りがち。。。

両派を見ていると、両派の特性を生かした理想像が思い浮かんでくる。

【国内派の役割】
国内派がどんどん国際派を捕まえて、国際派が興味を持つ形で情報を提供するこ
と。つまり、国際派に、きちんと日本の環境破壊なり、破壊者を告発すること。
国際派が他の国の人間と有意義な情報交換ができる「言葉を持たせて」外に出し
てやること。日本人としての彼らを育ててやるのだ。

【国際派の役割】
そして、国際派は、国内派からもらった「言魂」(血と涙の通った生きた言葉)
を持って海外へ行き、先進国日本で起きている「個別の問題」(日本政府の漠と
した腑抜けな動きのことではなく、具体的な一つ一つの問題)を執拗に伝えるこ
と。納税者のチェックが甘い日本ではどのような破壊が起きているか。国外で起
きている破壊はその延長線上にあるに過ぎないこと。日本国内での破壊が止らな
い限り、外務省という日本政府の一部門が窓口となる海外援助による自然破壊は
止まないことを国際社会に暴露すること。だから、海外にでる前に、国内の環境
破壊をつぶさに見て、「語る言葉」を育てること。

国際派は、彼らの届けた言葉が国際社会でどのように受けとめられたか(海外の
多くの環境/人権NGOから多くの共感を得られるだろう)を報告してやれば、熱
い信頼と尊敬を国内派から受けるだけでなく、国際派は、その報告によって「自
分たち以外の誰かが自分達の問題に関心を持っていてくれる」という事実に励ま
され、またNGO先進国で、どのように民衆が「権利」を勝ち取ったかという教訓
や、どのように偽政者と対話をするようになったかという秘訣をおみあげとして
受け取ることになるだろう。
沢山のGIVE と沢山のTAKE。
国際派は、国内のNGOを育てたいという秘かなる思いを達成できると共に、真の
日本人として、国際人として、自ら成長する。自国のことをよく理解し、愛して
いる人間ほど、国際社会では尊敬されるのだ。
国内派は、自分達の汗と涙の活動が、自分達の地域だけでなく、日本全体や世界
全体をも動かすかも知れない可能性を秘めていること、「自分が世界とつながっ
ていること」を実感し、遠い熱帯のジャングルが自分の森であることを実感する
だろう。

【国際/国内派ネットワーキングの行き着く所】
外圧という言葉は嫌な言葉ではあるけれど、日本の政府を動かすには、外からの
圧力もあった方がいい。それも日本の現場で地に足をつけて内側から揺さぶるの
でなければ、土建国家は崩れない。両派が必要だ。両派が心を開いて受けとめ合
うことが必要だ。

もっとも、これは私の勝手な机上論で、実際に国際派は「東京」に集中し、環境
保護の現場は「地方」だ。なかなか面と向かって交流をする機会がない。出会う
機会もない。
それをどうするか。これも皆で一緒に考えよう。考えてくださいm(_ _)m。
(ちなみに、マスコミがどう騒ごうと、パソコン通信は、まだまだマイナーなの
だ。)

まさのあつこ

追伸:墨田区の雨水利用の説明会が11月30日に6:30pmから墨田区役所で
ある。