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∞∞ダム日記133(新大蔵大臣へ)∞∞

1月12日(金)
内閣改造のせいで、、、すみません、皆さん、余力があったら、お付き合いくだ
さいm(_ _)m。新大蔵大臣への手紙です。
武村氏にはとりあえず、木頭村の件で届いた手紙は、「後任の久保さんへ渡して
ください」とお手紙を書きますけど、住専問題と一緒に、本当に手紙の束を「は
い、久保さん。これも宜しくm(_ _)m」って、手渡してくれたらいいなぁ。
そんなことしてくれるわきゃね〜よ〜と思います?ど〜かな〜。その辺の引き継
ぎってどうなってんでしょうねぇ、大臣職のばやい(^_^?)。
官僚によるレクチャーはあるとして、在任中に大臣自ら認識した個々の問題の引
き継ぎなんかは、どうなるんでしょうか。。。
さて、ともかくも、プリントアウトして、サイン、80円切手を張って投函という
協力をくだされば幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
〒100 
千代田区永田町2-1-2 衆議院会館 
大蔵大臣 久保亘様 

前略 大蔵大臣 久保亘様

大蔵大臣への就任おめでとうございます。
さっそくですが、徳島県那賀郡木頭村の「細川内(ほそごうち)ダム建設計画」
に承認された1996年度予算の4億円に関して、認識していただきたい問題を提起
します。
認識していただけましたなら、予算凍結にも値する問題であることがお分かりい
ただけるかもしれません。

少なくとも私は一納税者として、この予算が「不当」なもの、「無駄使い」であ
ると判断し、下記のとおり、抗議いたします。

1.	この細川内ダム建設事業は、建設省自ら、事業の経緯に問題を認め、1995年
6月30日「ダム事業の評価システムの試行」で事業の「中止」「変更」「実施」
を審議する必要がある、とした事業であります。中止となる可能性があるものに、
昨年度と同	じ予算が確保されることに抗議いたします。
ちなみに大臣、ご存じないかもしれませんが、これは、事業者自らによる「お手
盛り審議会」であ	ることが「危惧」され、地元の村長、村議会議長は、参加を
拒否しています。予算が確保されるにつけ、この「危惧」は「確信」へと変わる
のであります。

2.	1995年12月中旬、会計検査院による報告の特記事項「問題提起の背景となっ
ている建設事業費851億円」の中で、細川内ダムは、事例1とし、昭和47年から4
8億円の事業費を費やし、今なお、「建設の目的及びダム使用権の設定予定者等
を定めることができず、事業着手後24箇年を経過した現在でも基本計画作成の見
通しが全く立っていない状況である」と問題が指摘されています。会計検査院の
報告を無視するものであると考え、抗議いたします。

3.	当の木頭村は、細川内ダム建設に反対を唱えています。
これに関し、木頭村議会は1994年12月、「ダム建設阻止条例」と「木頭村環境基
本条例」を可決成立させました。確固たる「ダムは要らない」の意志表示です。
今回の予算編成は、地方分権の現われである住民の意志を踏みにじるものと判断
し、抗議いたします。

4.	水没地区にあたる木頭村のみならず、受益地区でさえ、ダム建設反対の声が
大きいのです。那賀川上流から下流まで「ダム反対」の声が上がる。これは日本
全国でも歴史的にも異例のことであり、注目し、厳正に受けとめるべきであると
考えます。予算確保により、この新たなる時代の声が無視されることに抗議いた
します。

5.	同じ公共事業でも、国道195号線は、隣県の高知では整備が進んでいるにも
関わらず、木頭村を通る一部の区間のみが、ダム事業との二重投資となるという
理由で、事故の多発地帯として多くの国会議員の耳にも届いて問題になっていな
がら、放置されたままです。優先順位が熟考されているとは思えない、ちぐはぐ
な予算編成に抗議します。

最後に、久保大蔵大臣、「ダム」は、山と海をつなぐ水循環、物質循環、生態系
をことごとく破壊し尽くした後、砂とヘドロに埋まる巨大産業廃棄物となり果て
る事実はご存じでしょうか? 保水力のある山を育てること、節水技術、雨水利
用を普及させることなど、代替策による水資源確保も可能であることをご存じで
しょうか?

自然を破壊せずに水資源を確保できる時代に、経済活性の名の元で、山河を破壊
する事業に税金を費やすことは賛成できません。

手紙送付呼びかけ 木頭村の未来を考える会
1996年1月12日

上記の主旨に賛同します。

氏名
住所
   年  月  日