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∞∞ダム日記141(裸のお姉さんと)∞∞

2月14日(水)
見た見た? 今週の週刊プレイボーイ(2..27号)?
んまぁ!まだ?だめだめ、早く見て〜ん!
すっご〜いんだから。全部みせちゃうの。どぴゃ〜っと。

ん? ついに掲載を続けてきたニフティ・スピリットコーナーの影響を受けたか?
そうじゃなくて(^_^;)、裸のお姉さんも出てるけど「吉野川河口堰が第2の長良
川を生む日」という告発レポートも出ています。うーむ。いいぞぉ。

過去の水位のグラフが出ていてとてもいい。前回のダム日記で書いた、建設省の
「意図的でないかい?」と聞きたくなる水位の計算違いがよ〜く分かるグラフが
出てる。それから、150年に一回の大洪水が起きたとしても、堤防の上まで2メー
トルあるってことがよ〜く分かる川の断面図まで出ていて、吉野川で起きている
ことの基本要素が一気に理解できるのみならず、木頭村の細川内ダム計画のこれ
までの経緯と村の対応の要約も書いてあって、素晴らしい。このライター、尊敬
しちゃうのだ。
さらにさらに、木頭村役場の建物にかかる「細川内ダム絶対反対」という知る人
ぞ知る縦断幕のショットや、村長と村議の田村好氏が柔和に笑った写真も載って

私が知る限りでも、色々な系統(?)の雑誌や新聞に、頻繁に木頭村や吉野川周
辺住民の声が載っていく。いいことだ。いいことだ。

地元徳島新聞では、昨年秋、「検証 細川内ダム−問われる川とのかかわり」が
1面で連載された。堆砂の問題、農業・水道用水の問題、地域振興の問題、様々
な地方でのダム建設の実例を挙げた。県民の間にダム問題への意識を広げようと
いう意図が伝わってきた。

同じく地元の毎日新聞徳島版では、京都鴨川でダム建設計画を中止させた和尚さ
ん、島根の宍道湖中海の淡水化施設運用中止に関わった人、その他、ダム問題に
待ったをかける著名人(筑紫哲也さんとか野田知佑さんとか)、市民運動家、専
門家達へのインタビュー記事が連載された。

「渓流スペシャル」という雑誌には、高石(木頭村議会)議員自身が書いた素敵
な記事。

そして、プレイボーイも含めたこうした市民の方を向いた媒体だけでなく、例え
ば、「建設業界」というゼネコン向けの雑誌にも、ついに「ダム反対の裏に過去
のつけ」という記事(1996.1月号)が出た。

不要なダムへのブーイング。
「必要だというなら、情報を公開しろ!しろ!しろ!しろ!」という声。
それに応じてシブシブ出るか出ないかの建設省の資料をどんどん検証して、不必
要を立証する市民達の実力。
世の中、ジリジリ動いてますよ。誰も否定できませんね。

【今日気に入った言葉】
朝日(東京版)の読者覧の投書の中にあった言葉。そうだね、って頷いた。
「病気は行き着くところまでいって、初めて回復に向かう」
この方は、住専問題に関してそう言っているのだけど。(住専に税金を投入する
のではなく、彼らが破産して取付け騒ぎが起きたら、預金者保護のために税金を
投入すればいい、と言ってる。)
ダム問題も、実際の話、「日本中、もうダムに適した場所がない」と、関係者が
正直に白状するくらいまで、ダムを作りまくって行き着いたってとこでしょうか?

適した場所がない、と言えば、動燃がウランを掘った後のボタ山を放置している
所を水源に持つ苫田ダム(岡山)の背景知識としてお勧めしたい本があります。
北斗出版 「人形峠ウラン公害ドキュメント」 榎本益美著 1854円

それから、苫田を故郷に持つ山本まりさんが、ポツリポツリと、我らのHP(GO H
P VYC00431  パスワードKITOU95)で、「トマッシー物語」を始めました。
「トマッシー」とは、苫田ダムの水なんか飲んじゃったら、ゴジラみたいな怪獣
ができちゃうよ〜、というジョークから来た彼女らしい自称(^_^;)。お母さんの
お腹にいた時からの因縁のダム問題と、意識を持ってダム問題と向き合うまでに
至った彼女のことを少しづつ知ることができるのかと思うと、ワクワクしていま
す。

まさのあつこ