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∞∞ダム日記143(ホモよ立ち上がれ)∞∞

2月20日(火)
エンジンがかかった。当分、立ち止ることはないだろう。

これは、ダム日記である。でも今日はエイズのことで始める。
今日(2/20)の朝日の夕刊。経緯はこうだ。
1983年、血友病患者が死亡した。症状、解剖の結果、主治医がエイズであること
を主張。しかし厚生省エイズ研究班メンバーは「米国のエイズ診断規準に合わな
い」と反対。

ーーここを読んで、建設省の役人が言った「日本のダムの貯水量は米国の半分し
かない。まだ足りない」を思い出して苦笑いした。やつら阿呆である。ここは日
本であるということが理解できないふりをする難解なやつらは、役人から引きづ
り降ろせーー

が、直後に米国のエイズ専門家が来日の際、エイズと判断。しかし厚生省は無視。
日本にはエイズが発生していないふりをした。出かかっていた反吐が吐き出した
のは、次のくだりである。
厚生省は、二年後、この死亡者をエイズと認定した。
男性同性愛者が、国内初のエイズ患者と認められた二ケ月後である。
彼らのオツムの中で、国内初のエイズ患者は、「薬害」であってはならなかった
のだ。

ホモよ。立ち上がれ。立ち上がってください。厚生省のスケープゴートにされた
のだ。
薬害で人を殺し、その罪をホモでごまかす。

膿を噴出させ、私達に見せてくれた菅厚生大臣をしかし私は褒めない。
彼は当たり前のことをしたからだ。しかし、当たり前のことを当たり前にこなす
人を我々は尊敬する。お礼を言う。菅大臣。有難う。やっぱり正しいことをする
政治家もいるのだ。世の中はいい方向に変わってる。私達は捨て石かもしれない。
焼け石に水かもしれない。アリンコかもしれない。でも、負けないぞ。負けるも
んか。

【NHK 夜 9:30】
2月21日のクローズアップ現代。木頭村が出る。NHKは最近、野生動物を見せ
る番組でも、生息地をダムに奪われるというくだりを入れることがある。番組を
制作している人の気持ちが伝わってくる時がある。歴史は作るんだよね。皆で。
少しづつしか動かないから。NHKは、NHKの役割を果たし始めている。これも褒め
ているわけではない。でも有難う。

【ダム建設症の早期発見 早期治療】
沈着冷静さを見込んで、木頭村の未来を考える会のプレスリリース(エライ人へ
のお手紙作戦の時くらいしか出さないけどね)の手直しを、時間のある時はお願
いしている田中靖和さんが前に言った名言。公共事業は始まると止らないようだ
から、早期発見早期治療が大事だね、と。木頭村は自覚症状が確かで、早期発見
され、治癒努力も長年に渡ってめざましい。しかし、「ダム建設症」という癌は、
容赦なく油断大敵なのである。

長野の小さな自治体が、この病いのことを、木頭村に勉強しにきた。30人もきた。

南牧村の千曲川上流ダム建設反対対策委員会である。頑張れ!

【阿南市の市長さん】
私はこの方のことを全く知らない。知っているのは、この方が徳島県那賀川の木
頭村の下流に住んでいて、ダムが欲しいと主張している市長さんだということだ
けだ。この方が主張しているダムの必要性は、水害らしい。
でも阿南の市長さん!上流でダムを作るより、下流の地元で堤防工事をした方が、
効き目が確かではありませんか? 150年に1度降るような大雨がきたら大放流
して大洪水を起こした実績の確かなダムよりも。どう思われますか?

【手抜き手紙作戦宣言】
え〜。この号のダム日記は、プリントアウトして、過去のプレスリリースと共に
阿南市長さん宛に投函します。

まさのあつこ