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ダム日記163(表彰状)←  1996年 4月 16日  →ダム日記165(あとがき)

∞∞ダム日記164(ダム日記の裏側)∞∞
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「ダム日記を開いたのは今日が始めて」という皆様へ
これは徳島県木頭村(きとうそん)にある細川内(ほそごうち)ダム建設計画の
圧力に20余年耐えながら「ダムは要らない」といい続けてきた木頭村への応援歌
として始めた日記でした・・・・
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4月16日(火)
1年間で、ダムを巡る事情はちっとも好転していませんが、ダム問題を見る人々
の意識が変わってきたような気がします。もしかすると、それは単に気のせいな
のかもしれません。事情に詳しくなってきた分だけ、私の勝手な思い入れなのか
もしれません。
ここでもう一度冷静にならなければ、「世の中」の流れに合った応援の仕方がで
きなくなるような気がします。

私の生活も変わりました。
今日は、週2〜3回ペースで書いてきたこれまでのダム日記の裏側のことを書く
ことにします。「ダム日記をしばらく休止する理由」をゴチャゴチャ並べるより
も、「人間は休息が必要だ」ということで説明がつくと思うからです。

幸い、木頭村は、木頭村の皆さん自身が20数年という長い間、もう沢山だ、と思
いながら、諦めずに、「こんな話はおかしい」「細川内ダムは要らない」といい
続けてきたため、遠く離れた人達にもその声が届くようになりました。
私もニフティサーブという限られた空間の中で、こうした問題に気づけばきっと
応援してくれる人であろう人を沢山見つけました(しかし、この限られた空間で
すらも、まったく接点の持ちえない場所があるという深い空間であることを実感
しながら)。
そして、友人谷口さんの協力によってhttp://www.st.rim.or.jp/~flipper/dambu
sters/kitou95.html
というサイバースペースへも進出(?)できたことも、何か大きな可能性への扉
となったと思います。
人は本当に単純な存在です。どんな方法でもいい。自分が正しいと思ってやるこ
とに対し、「頑張れ」と言われることで、物凄いエネルギーが沸いてきます。
私は、今回のダム日記で、「ダム日記をしばらく休止します」ということをお伝
えしようとしているわけですが、これまで、もし熱心に楽しくダム日記を読んで
くださった人がいたら、良かったら、忘れた頃で構いませんから、「木頭村への
応援歌」を、木頭村へ直接送ってください。一言だって構いません。

宛先は 徳島県那賀郡木頭村大字井原 木頭村ダム対策室

人口2千人の村ですから、「村の活性」で頑張っている人には「さ〜っ」と風が
河面もよぎるようにあなたの応援歌は伝わっていくと思います。

過疎地のダム建設問題には必ずと言っていいほどある誹謗中傷の飛び交う苦しい
時代も乗り越えながら、元気で「第三セクター:木頭ヘルシック」を設立させた
木頭村を、私は今後とも応援していきます。今後、本当の意味でどうやって山を
守り、水の源(みなもと)を守っていくかは、木頭村だけでは解決のできないこ
と。(できるかもしれない。それは誰にも分からない。)日本という国がコンク
リート構造物でなく、「土と木と水」という基本中の基本を相手にした政策を作っ
ていかなければどうにもならないこと。そこをどうすればいいんだろう?と限ら
れた脳味噌を使って今後とも考えるという方向で継続して。

具体的には、昨年7月に立ち上げた「木頭村(日本)の未来を考えるHP」(GO H
P→VYC00431 → KITOU95)で、「対話」を中心に関心の高い人、そしてできれ
ばダムを作りたいと思っている人にも今後、和に入ってもらって、互いの認識を
高めていくことができたら、と思います。そういう環境作りを試みていきたいと
思っています。参加に興味のある方、どなたも歓迎です。

それから、書き込みをさせてもらったFENVヤFCAMPへも変わらず顏を出させてい
ただいて、刺激を受けていきたいと思います。

そして、最後に、どんな関心を持っている人が読んでいるんだか、未だに全然分
からないBBS掲示板という場所で、ボチボチとスローペースで「敵は己だ」とい
う書き込みをして行こうと思います。ダム日記を始める前は、私自身が諦めてい
る人でした。この国のことを。だけど、諦めている己こそが敵である。官僚や政
治家が腐っているとボヤイテ何もしない自分こそ責めるべき存在だ。自分が諦め
るなら官僚だって政治家だって諦めて安寧な道を行くことを責めることはできな
い。政治家に文句を言うのは、せめて、自分がきちんと選挙に行くようになって
からだ。票を入れたい人間がいないというなら、入れたい人間を発掘せよ。
行動らしい行動とはいえないけれど、ダム日記を書くようになってから、こうし
た自分への反省が見えてきました。
「敵は己だ」は、以前の私のように「諦めている人」への応援歌です。そんな人
がいたらもったいないから。動けば風は立つ。頑張れ!
私には私の体験がある。その体験の中から「諦めないで」と不特定多数の人に応
援歌を歌っていきたい。

え〜、ダム日記を始めたのがいきなりなら、休止もいきなりなので、もしかした
ら何か言い忘れたことがあるかもしれないので∞∞ダム日記165(あとがき)∞
∞などとアップするかもしれませんがあしからず(^。^)/。

【ダム日記の裏側】1995年から1996年
1月	仕事は週に2回
   仕事以外の日は、老人食つくり or 図書館通い
   夜は合気道または2本だて映画観賞
   木頭村の問題を知る
2月 ダム日記を始める
   仕事の端境期になって毎日働くようになる
3月〜6月
   仕事は週4〜5日ペースから下げられなくなる
   週末は図書館で本を借りて家で読む
   恋に落ちる→結婚の話でバタバタする
7月 引っ越し
   週2〜3回に仕事のペースを落として新生活
   木頭村へ行く
8月〜9月
   サイクリング大会の準備を進める
   第二の引っ越し先探しを始める うまく行かない
   生物多様性国家戦略でバタバタする
10月 週日は仕事、週末は家探しと、サイクリングに備えてトレーニング
   週末にも仕事がずれこみ始める 疲労がたまり始める
11月 サイクリング大会「木頭村へ行こう」決行
   仕事が3つ4つ重なって週末も深夜も仕事になる
  	合間を縫って家探し続行 見つからない
   精神的打撃の大きいことが突如として起こる
12月 11月の疲れ(肉体的&精神的)がとれないままようやく家が見つかる
   家を買うためのお金の工面
1月 年末年始は相棒の親の家で過ごす
   仕事は週5〜6日ペース くたくた
   ダム日記のペースを落とす
2月 結婚パーティ、準備&当日&アフターケア
   引っ越し準備&引っ越し 後始末 
3月 神経の擦り減る仕事の山 こなす
4月 限られた時間内で能力以上の仕事を任せられるがこなしている最中
   新しい思い付き実現の準備に取り掛かるが最後の最後で練り直しを決定す
る
   忙し過ぎたこれまでを振り返ることにする(^_^;)

まさのあつこ
「木頭村をいじめる奴がいたらすぐに復活するぞ!」
と後姿を見せずに後すざりで退散
身長153センチ 体重43キロ 33才 ♀