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∞∞ダム日記172(マンガのコーヒー)∞∞

6月25日(火)
久々のダム日記(^^)。16日に「ガロ王国を作ろう会」が主催しておこなった那賀
川(なかがわ)掃除で一緒だった車雑誌NAVIの矢貫さんがあんまり素晴らしい人
だったので、その後、1週間ほど、「矢貫ショック」と称して、ぼーっとしてい
た。
自然体の人はいい。あれこれ、あ〜でもない、こ〜でもないと、愚痴とも相談と
もつかないことを、木頭村(きとうそん)への道中いっぱい聞いてもらった。
矢貫さんとは、あんまりお話しする機会がないのだけど、この人は鋭いのだ。
じーっと聞いていて、ピッとするどいことを言うのだ。
「あのさ、まさのさんサ、一生懸命やれば人は分かってくれるとか、なんとかな
るって信じてるタイプだろ。性善説タイプだろ」
「あっうっ、いや、そんなことないです。がっかりするのが嫌だから、いつも駄
目だろう、駄目だろうと思ってやってる方です。でも、ホントウは信じてますけ
ど(^_^;)、でもちゃんと駄目だと思ってますよ」
これには、無言で答えるのである。シブイ大人の男なのだ。

で、私は、ますます、今後どーしたらいいのだろーとか、普段は人に聞こうとも
しないことを聞いたりするのである。
具体的には、前は、「活動家」と「市民運動家」を世間で区別するものだと知ら
なかったのだけど、最近、私は、どっちを目指しているのだか、その違いが何な
のか分からないので、そのことを聞いてみたのである。
まさの「私って、どっちだと思います?」
矢貫「・・・(面倒なことを聞く奴だな、というような沈黙(^_^;))そりゃ、市
民運動家だろ?」
ま「活動家って、私よく分かんないんですけど、なんですか?」
や「う〜ん。活動家の場合、活動がその人のためのものになったりするだろ」
ま「ふーん(理解できていない「ふーん」だ)」

んで、矢貫さんは一言で会話を終わらせるのである。
「あのさ、あれこれ考え過ぎない方がいいぜ」

それから、「カリカリせずにやればいいんだよ」とか「リラックスしてやったら?
」と他の大人たちにも(私だって大人の歳の筈なんだが(^^;ゞ)、たまたまこの
一週間、偶然連続して言われた。のんびりやらねば、と急速に思った。

「う〜ん、ウーキー、やっぱり大人の男は頼れるぜ!」と相棒に言ったら、「僕
だって、同じこといつも言ってるじゃん」と言う。「え〜っ、言ってないよ〜」
「言ってるよ〜、マンガとかさぁ、見せてあげるじゃん。あれはリラックスしなっ
ていう言葉の代わりなんだよ〜」と言う。
横目で、うっそ〜(~。~メ)、と睨んでやったけど、確かに私が一心不乱でキーボー
ドを叩いていると、時々、自分は会社帰りの電車で読んでしまったマンガを「フ
フフ。買っちゃった!」と言って、私の机の上にポンと置く人であるので、つい
先日からそのようにして私の机に置いてあった「バケツでごはん」を開いてみる
ことにした。苫田(とまだ)ダムのことでカリカリ来ていたので、「ふん!漫画
なんて!」と数日手をつけていなかったのだ。
クの字に寝転がって読んでいると、テレビを見ながら同じく寝転がっていた相棒
が、何時の間にか、私の後ろから、もう一回、マンガを覗き読みしていたらしく
突然「あっ!コーヒーいれて飲もっと!」と立ち上がった。

よくテレビドラマでお煎餅を食べているのを見ていて食べたくなる人がいるが、
この人は、「バケツでごはん」という動物園のペンギンが主役のマンガの、ペン
ギンの隣の家に住んでいる猫のお父さんが飲んでいるコーヒーを見て、コーヒー
を飲みたくなってしまう人なんである。
「ね〜、ウーちゃん。今、この1平方センチメートルより小さく描いてあるこの
マグカップ見てコーヒー飲みたくなったの?」「うん(^=^)」
と、言うわけで、確かに、口ではあ〜だこ〜だ言わない人なんであるが、とりあ
えず、スカスカ、ヘラヘラッと、リラックスして運動を続けて行ける環境が私に
はあるのである。
「ウータン」という科学雑誌の7月号に何故か(^^;ゞ「木頭村の未来を考える会」
の活動紹介が1ページを使ってカラーで載ったのであるのだか、何故だか、まさ
のあつこの紹介欄に、ケッコンしたことまで載ってしまっていた。書いてくれた
人には、私にとっての相棒の存在の印象が強いらしく、ま、そんなもんかもしれ
ない、と、認めてあげることにしたのである。

6月20日、愛知の代議士さん草川昭三氏が、細川内ダムのことで土井衆議院議
長に質問主意書を出した。これで3回目だ。
例えば、前に出した質問主意書への回答で、「那賀川の治水のために、堤防を高
くすることや、河底を掘り下げることは困難だ(だからダムを作る)」という意
味のことを書いてある部分に対して、その根拠を明らかにするように求めている
のだ。

こんなふうに、質問と回答を繰り返すことで、疑問点が明らかになる。
専門分野だから、と、知らされなかった時代は、確実に終焉を向かえている。

まさのあつこ