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∞∞ダム日記177(リネットグラス)∞∞

7月18日(木)
地球人間としての課題が多すぎるこの頃、「ダムバスターの法則1」に従ってさ
ぼる。ダムバスターの法則1。今作った(^_^;)。急がば回れ。その前に、ひとつ
だけ。

環境アセスメントンのこと。環境庁がヒアリングを行なう。
アセスの「制度のあり方」に課題(つもり問題だろ〜?)があるとして、政府が
中央環境審議会に諮問したのが6月末だそうで。ついでに市民に説明もして、市
民の声も聞こうやないか、と思ってくれたらしい。去年、同じ時期に「生物多様
性国家戦略(原案)」の説明会の時は、えらくヒドイ日程(お盆前の金曜日に説
明会やって1週間で意見募集やったんだもん)で、中味もよく分からん部分はそ
のままに、ダムに関わる部分だけでブーブー文句を言ってやったが、今度はちょっ
とだけ偉いぞ、環境庁!

ヒアリングの日程は、東京8/8と8/20、仙台8/27、名古屋9/5、大阪8/29、広島8/
22、福岡9/10だそうだ。(朝日新聞7月10日版参考)問い合わせは、03-3581-480
1。
問い合わせてみたらば、〒100東京都千代田区霞が関1-2-2 環境庁環境影響評価
制度推進室内部会事務局宛てに、往復葉書で申し込むと「傍聴券」が送られてく
るんだそうだ。傍聴ね〜。ふーん。それから意見募集もやっていて、9月10日ま
でにファックスなら03-3508-2922、電子メールならeia@eanet.go.jpだそうだ。
ご存じだとは思うけど、ニフティからならニフティのIDの代わりにINET:eia@ean
et.go.jpとやると普通に送れるよ。

意見を言うにも目安が必要かもしれないので、少し詳しい人に、「ポイントは何
ですかね〜」と聞いてみました。以下、ポイントの横流しです(~=^)。

【環境アセスの現状の基礎知識と問題点】
1983年にアセス法案が廃案になった後、閣議決定の形で、ダムを始めとする国の
大規模事業12種だけに限定して、事業計画ができあがった後の段階で、アセスが
行なわれ(だから環境アセスではなく「事業アセス」と言われるネ)、事業完了
後は、モニタリング義務はない(環境に影響がでてきても知らんぷりできる)。

【今後の課題】
1.住民の意見を入れることが保障されるべき
2.代替案の検討がされるべき
3.計画立案の段階でアセスを行なうべき
4.対象の枠を広げる
5.アセスを誰がやるか(今は開発側が行なうので、泥棒に鍵を渡すようなもんだ
とか私たちは言う(^_^;)ダムの審議委員会だってダム作りたい人がやってんだも
ん。何とかして欲しいよ)
6.評価を誰がするか(行なわれたアセスが適切かどうかを判断できなくてはなら
ないもんね。ダムの審議委員会なんか、「適切じゃない」って意義申し立てる人
が大勢いるのに、その声は尊重されないんだもん。「人間は間違う」という前提
に立っていないんだもんね。それはイカンよ)
7.モニタリングをして、アフターケアまで義務づけるべき。何かが起きた時の責
任の所在までをびっしり決めるべき。

などなど、聞いたことの他に自分の意見も入れてしまったが(^_^;)。皆も回りの
知恵をかき集めて、声をどんどん上げよう!最初からうまくマトモなことなんか
言えなくたっていいんだよ!練習だと思って気楽に!
「こんな環境アセスメントならあって欲しい」っていう声を届けよう。
ダムバスター諸君!
いい法律ができたら、我々の後輩の闘いは楽になる!

制度や法律は市民の武器だ!
今は官僚と開発企業の武器だかんね(~。~メ)。
官僚に任せておけば、彼らの武器が増える。我々が声を挙げれば我々の武器になっ
ていく。時間も人数もかかる。だから、今、私達から、始めようや。

そうそう、今日は息抜きにリネットのことを書こうと思ったんだった。
1989年の夏から冬を一緒に過ごしたアリゾナの友人リネットが、その冬のクリス
マスプレゼントとしてグレイザーで掘って作ってくれた4つのグラスの内ひとつ
が、先日、シンクの中で壊れてしまった(;_;)から。
牛飼いの彼女は、私の中の「女」の理想像、原形。もう1年以上、連絡を取って
いない。実を言うと、ダム日記を書き始めてから、旧友たちにまったく連絡を取っ
ていない。引っ越したこともケッコンのことも話していない。過渡期のことは説
明がしにくい。移り変わりを報告できない。
リネット・グラスの破損で我に返ってやっと、連絡をせねばと思って、まず、2
枚、葉書を書いた。郵便局に行ってその場で書いた。

一枚は、私が18歳の時から私を見守っている心のあしながおばさんへ。
さっそく返事が来た。「久々のお便り有難うございました。地球規模で移動する
淳子さんのことだから、マトモな葉書でマトモな新住所を拝見し、それも又、新
鮮な感じを受けました。ダムの事も淳子さんの生涯の一プロセス、結局何にゆき
つくのか何に向かっているのか、どれもが意味を持ち相働いて行くのでしょうね・
・・」
前々回は「こんな封筒と便箋でよくもまぁ地球の裏側から届いたこと!」という
返事だった(^_^;)っけ。
その日の夜、もう1枚の方の友達から電話がかかった。開口一番「何してんのぉ?
」だった。葉書が届いたのだと思ったら、そうではなくて、ナシのつぶてでしび
れを切らして私の実家に電話をかけて、居所を突き止めた(~_~メ)らしい。
住所不定無職だったこともあるさすらいのダムバスターは、友達付き合いが実は
下手だったりするのであった(^_^;)。

!!!!!うぉっと、最後にもう一個ぉ!!!!!!
大ニュース!木頭村の村議会の議長に、共産党の大沢夫佐二氏が選出されました!

おめでとうございます!

なんだかんだ言って木頭村は保守的な村というイメージがあったのですが、徳島
県内の市町村議会で、初の共産党公認の議長!すごい!やるときゃやる村なんで
すよね。ほんと。是々非々(いいものはいい、悪いものは悪いということ)で。
またしてもやってくれました!格好いいぞ!木頭村!

去年私が初めて木頭村を訪れた時、「川を守りたいとかね、ダムは要らないって
いうのはね、那賀川を好きで那賀川にこのままであって欲しいと思うもんは、皆
思っていることだと思うね。僕は守りたいね」と美那川キャンプ場でお会いした
時におっしゃってた(言葉の細部はちょっと違っていたかもしれませんが、ご勘
弁m(_ _)m)。
大沢さん!いや、議長!頑張ってください!

それから、久米議長、お疲れさまでした。これからも村を盛り立てて頑張ってく
ださいm(_ _)m。

まさのあつこ