TOP 1-100 101 - 200 201 - 300 301 - 400 401 - 500
ダム日記178(本物登場よろしくぅ)←  1996年 7月 25日  →ダム日記180(半生のお願い)

∞∞ダム日記179(議会よ、元気になれ!)∞∞

7月25日(木)

昨夜、やっと、前期の勉強が終わった。(と思って、ヘロヘロになりながら帰っ
て来たら、「ガ〜ン(*_*)/」朝仕事に出る前におカマの中の御飯を冷蔵庫に入
れ忘れて、腐らせてしまった。キュルル(;_;)←お腹の虫)木頭村の細川内ダムその
他の無駄なダム建設をやめさせるには、法律や制度を根本から変えるしかない。
そうでなければ、単なるモグラ叩きの繰り返しで消耗してしまう、と思って、
「議員立法」のことを勉強しているのだが、それは、国会のことに限らない。地
方議会の話でもある。
「いや、地方議会こそだ!」と五十嵐センセイは言う。

地方の議員が、自分たちで条例などを作成する能力、自治をする能力を持たなけ
れば、いくら地方分権を叫んでも駄目だし、地域レベルからでなければ「議員立
法」という概念も「私たち」のものにはなりにくい。
変化していく社会で、選挙で選ばれた「議員」が制度や法律を新しくし、整えて
いくということは、既存の制度を管理し保守を考える「官僚」の、政策能力を越
えなければ実現できないことだ。ましてや、その「議員」を選ぶ「私たち」が賢
くならなければ、まともな「議員」がでてくるわけがない。・・・ということで、
環境、財政、という今まさに大切な視点から見て、しっかり「議員を選んでいる
町」を、またひとつ見つけた。

【迎合しない小さな町】
徳島県板野郡上板町。吉野川のほとりの町だ。江戸時代から430年間、直し直し
使ってきた第十堰をぶちこわして、長良川のような河口堰を「新築」したいとい
う県の方針(これを彼らは「第十堰改築事業」と言う)に迎合して「促進決議」
を出すのではなく、同じ「促進」でも、現在地で、現在の堰を壊さずに本当の
「改修」工事をしようという「意見書」を可決した。「堰改築に際しては現況水
位の絶対確保」も盛り込んである。平成3年に続く二度目の意見書可決だそうだ。


【WHEN DO YOU GROW UP, MR. ENDO?】
徳島新聞の24日の社説によると、ほどんどの町議会から迎合されてしまっている
奢りの円藤知事は、上記の同じ第十堰問題の審議委員会のことに関し「論議を尽
くす必要はあるがいつまでもやっているわけにいかない」と言ったのだそうだ。
第十堰の審議委員会は、7月11日に開かれたもので4回目だ。相変らず「大当た
り抽選10名」の市民だけは傍聴できるが、前回は30名近くの人が、門前払いをさ
れた。
それでも、「徳島県」は、他県でダム堰問題を抱えている仲間からは、優等生扱
いをされている。せっかく優等生扱いをされているのにその長みずからが、環境
行政の足を引っ張るのは勿体ない。第十堰の審議委員会はやっと「説明」とか
「質問」とかを終えた程度で、本当の審議はこれからなのだ。

〜〜〜〜〜ちょっとここで浮気なコマーシャル〜〜〜〜〜〜
遠く熊本県の川辺川ダムの審議委員会も似たような進展度なのに、早くも「答申」
を8月中に出すなどと言っている。何故こうも急いで税金をドブに捨てたがるの
か。川辺では、ダム建設の建前である「受益者」であるはずの農民が、「ワシら
はダムの水は要らん」と農水省に対して訴訟を起こしたくらいだ。原告団は、10
00人近い。
〜〜〜〜〜〜〜コマーシャルおしまい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さて、今度は7月22日の朝日新聞社説からその冒頭を引用させてもらう。
『今月二日の全国建設業界協会との懇談会で、自民党の亀井静香組織広報部長と
中尾建設相が、それぞれこう述べた。
「新進党を応援するならどうぞ。その代わり地獄へ行くのは皆さんだ」
「皆さんの要望のすべてを引き受ける代わりに申し上げる。・・・皆さんと手を
取り合う仲間は自民党以外にない」』

こういうのは、「恫喝」という。(去年、ダム日記で、ダム推進派の国会議員と
のやり取りを書いたら「まさのさんを「恫喝」した議員は誰です?」という質問
を受けたんで覚えた言葉(^_^;)。恫喝なんて概念、普通の人にはわからんもんね。
)
朝日新聞の社説の内容にしても、円藤知事の発言にしても、こういう「恫喝」の
類は、これまで中々新聞で書かれることはなかったそうだ。

政・官・財の関係がすべてを決めた社会が、ようやくほろこび始めているのを、
私たちは、見ているのだと思う。
谷口さん、あなたの言うように、確かに、臨界点は、近づきつつあると思う(こ
こだけ私信(^_^;)。

まさのあつこ