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ダム日記183(三重苦と政治犯)←  1996年 8月 6日  →ダム日記184(遠回り)

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8月5日(月)
昨日書いたダム日記の尻拭いをします。
問題点を検証せず、感情だけが先走って、ライナーノーツを載せたからです。反
省点を挙げます。

・火炎瓶で焼かれた機動隊員の味わった恐怖と遺族の悼みを、あのライナーノー
ツから想像することができなかった私の想像力の欠如。
・人一人の命がかかわったことであるにも関わらず、その命がどのように終わっ
たかを確かめる誠意を私が持たなかったこと。
・ある目的を「暴力」で勝ち取ろうとする人がいること。その「暴力」を「暴力」
で抑えようとするという点がはらんでいる様々な点。そのどちらをも自分では望
まない点と、今回の点の関係。
・沖縄と本土の歴史と、日米安保、そこに関わる人のイデオロギーや気持ちが背
景にありながら、このことに対する知識や情報の蓄積なしに感慨と驚きだけで語っ
てしまったこと。

浅はかな私が反省するに至ったのは、すかさず、戒めメールを送ってくれる貴重
な人があったから。自分の間違えを検証している内に、次のようなことも頭に浮
かびました。

・脅されたら私は偽証して友達に罪を被せるだろうか?
・私は機動隊員になって、「暴力」で権利を抑えるという選択肢を選んだだろう
か?
・国の秩序を守るために「暴力」を行使する以上、死ぬことをも覚悟するだろう
か?
・「武器」を使う以上、人を殺してしまう可能性を考えた上で、私は運動に加わ
るだろうか?
・サリンを蒔いたのが松本なにがしではなかったにせよ、彼は「有罪」だと私が
もし言うとすれば、星野さんがその場にいなかったから「無罪」だということは
できるのか?星野さんは本当の意味で、指導者だったのか?
・星野さんは一体、本当に何故、投獄されたのか?

このテーマは、ダム日記の1回や2回で、語り尽くせる内容ではなく、手を出し
た時点で「反則」だったとも言えるのですが、不用意かつ無神経に出したこの話
のおかげで、何時も言っている言葉を、再度、頭に刻み付ける結果となりました。


「自分の頭で考えよう」
これを忘れては、生きているとは言えません。

次回は水郷水都や木頭村のこと、立ち木トラストの話題などに戻れたらと思いま
す。
まさのあつこ