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∞∞ダム日記195(ビラ)∞∞

9月12日(木)
今朝、木頭村の各家庭に配られたビラがある。ダム反対派のビラ。

これとは反対で、反対派を困らせるためのビラを去年見た。反対運動のために村
が補助金を与えている(議会で承認されたのだから当たり前なのだ)ことで村の
理事者を非難するという内容だった。その時は、ビラには署名がなかったので、
何故そのようなビラを出すのか、書いた人に聞くことはできなかった。気味が悪
いだけだった。
ダム反対運動に必然的についてくる暗さを、その時初めて知った。

それ以来、村内の揉め事らしきものを知るにつけ、希望的観測を述べることに終
始した。乗り切ってもらうしかない。そう思っていた。木頭村なら乗りきれるは
ずだ、という勝手な期待感があった。しかし、徳島へ行った時、ある人にそれじゃ
いかんのだと教えられた。ありのままでなくては。花火を打ち上げるような報道
の仕方は無責任だ、とその人が自己批判するのを聞いて、この人は私のことを諌
めているのだ、と思った。

再び揉め事。ビラを出すという人がいたので電話をした。署名が入っている。久
米元議長を批判する内容だ。何故ビラ?何故署名?という質問に対して帰ってき
た答えをまとめると、元議長の久米氏の妨害工作が耐えがたいものになったとの
こと。署名は、無冠の自分が訴えれば誰にも迷惑がかかりませんから、とのこと。
もう、これ以上このままでは切り崩されてしまう。苫田がそうでしょう?と。

藤田助役の死も、また一つの訴えだったにしても、私は、何故それが死という形
でなければならなかったのか、分からない。まだ、混乱している。ダムの問題で、
人と人が対立し、傷つかなくていい人が傷つく。対立がすべてがダムの問題につ
ながって、責任の思い人ほど苦しめられる。今までに何人もの人がリコールされ、
夜逃げし、傷ついてきた。これがダム闘争だ。

以下は、ビラの転載。情報の裏は取ってありません。しかし、このビラが、出た
ことは事実です。
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木頭村民の皆さんに訴えます。
久米は百害あって一利なし!!

ダム容認派と結託
久米議員は、「二十数年にわたって細川内ダム反対の主役を演じてきた」と自ら
公言し、村民にもそのように信じ込ませてきたのに、平成七年一月の村議選が終
わるや否や、ダム容認派の人たちと結託して、ダム抜きの村づくりを進めようと
する村民や、その代表たる村行政当局に、ありとあらゆる妨害工作と圧力を加え、
村政を混乱に陥れてきました。

木頭ヘルシックを潰す
その一例として、久米議員自身も参画して、平成六年に可決成立した村環境基本
条例及びダム阻止条例には、村振興計画の策定が義務づけられております。この
振興計画(基本構造)が、昨年六月議会以来、慎重審議の末、本年三月で承認さ
れ可決しました。それをベースにした第三セクターによる地場産業が設立し、進
行する運びとなりました。ところが、この計画に対して久米議員は、何の代案も
示さず「木頭ヘルシックを政治生命をかけて潰す」などと発言しています。
木頭ヘルシック株式会社は、本年六月、徳島県知事の奨励指定工場になりました。
六月の県議会によると、順調にいけば、その他の補助金を併せて約四千万円が、
木頭ヘルシックに交付されると言われています。久米議員は、その補助金を出さ
せないように妨害をしているのです。

村の孤立化を画策
岡山県奥津町における、苫田ダム反対闘争の経緯を見ても明らかであります。地
元の内紛と孤立がダム建設推進につながることは明白であります。議員生活二十
数年、議長まで務め、指導的役割を演じてきた久米議員が、このことを知らない
筈がないのに、他町村からダム反対の支援の手が差し伸べられようとすれば、
「その必要はない、村内の反対だけでよい」と言った非礼な言葉を吐いて、村の
孤立化を画策してきました。あえて村政を混乱の中に引きずり込もうとしていま
す。
久米議員の存在は、木頭村にとって百害あって、一利なしと言わなければなりま
せん。

久米議員は辞職せよ!!
久米議員にお聞きしたい。「あなたは、どうして村民を騙すのか」細川内ダムを
作ったら良いと思っているのであれば、「ダム容認だ」とハッキリ言って、ダム
反対の人々と公の場において、正々堂々と論戦したらどうですか。他人のせいに
して議長職を投げ出し、ダム反対の公約にホオカムリして、村政を混乱させるの
は卑怯だと思いませんか。
一九九六年九月
          木頭村をよくする会
             会長 平野豊
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転載おわり
まさのあつこ