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∞∞ダム日記211(官僚のイメージ)∞∞

10月28日(日)

【官僚のイメージはこんなふう】
昨日、法務省人権擁護局で対応してくださったのは、管理官室の方と調査課の方。

「官僚」のイメージは、皆がおそらく思っているより若い。失礼な言い方をする
と、ペラペラに若い。私くらい若いf(^^;)。時として私より若い。

私が今までに押し掛けたことのある省庁は、建設省と、環境庁と、今回の法務省
だけだけれども、そこには共通の空気が漂っていて、それが、いつも、こう、な
んというか「ペラ〜っとしている」という印象だった。実に、独特な雰囲気で、
これが、一体どういうものなのか、うまく言い表せなかった。
でも、3種類目の省庁で、しかも新築のオフィスで、その雰囲気が助長されてい
たのでやっとはっきり分かった。なんか知らんが皆若い!この印象は間違ってい
るのか?省庁をよく知っている人そう思ってきいてみた。果たして当たっていた。


「キャリア」の人は、30歳位で課長補佐くらいになるそうだ。40歳位で課長にな
り、次に事務次官あたりになって、1年くらいで辞めてしまう。定年前だ。
まさの「辞めて何するの?・・・あ、天下り?」
答「そうだよ。事務次官の人が辞めると、だいたい同期に入った人も辞めるね」
ま「どうして?」
答「後の人のポストがなくなるから」
ま「・・・皆一緒に天下るの?」
答「そ」
今まで色々な角度から「官僚」や「天下り」を見てきたが、この解説で今まで持っ
ていた「不思議」は一気に解けた。

今までの印象はこんなだ。「官僚は若い。天下りは年寄りも多いが結構働き盛り
の人もいる。共通して重要な仕事は渡されていない。しかし、それを不満とも思
わず定刻出社定刻退社をコツコツと繰り返している。つまんなくないのだろうか?
暇で仕方がないのではないだろうか?」

しかし、そういう手順が決まっているなら、官僚は若いはずだし、前任者を見れ
ば、自分がどういうコースを辿るか見えるから覚悟ができている。暇でも仕事が
なくても我慢していっていれば、生活は安定しているし、退職金も何度ももらえ
るし、安定そのもの。それが分かっていれば、まぁ、文句はないか。課長補佐に
なるまでソツなくこなし、あと10年頑張って課長になったら、もうこっちのもの。
何があろうと、前任者のやった通り、これもまたソツなく暮らせば、後は楽勝。
だから、できるだけ仕事は増やさないよう。職務の範囲は広げないよう。だって、
余計な仕事をしようもんなら、余計な前例作ったなんて、後輩に恨まれちゃうも
んね。伝統は守らなくっちゃ。。。誰も困らないし。

しかし、普通の公務員がそういうことなら、建設省の人は大変だ、ということに
も気づいた。
市民団体からは敵視され、攻撃され、マスコミもうるさいし「まったくなんで、
俺達だけ、こんな目に会うんだよう。でも、まぁ。たまにだし、面白いこともあ
るし、勉強にもなるし、ちょっとくらいは我慢しなきゃね。ま、結局の所、気の
毒だけど、今のやり方を変えるなんてエネルギーいるからね。それに僕たちは法
律で決まっていることをやっているだけなんだからね。ま、市民団体の皆さんも
一生懸命だから、ちょっとは気持ちに応えてみるけどさ。あんまりあてにされて
も困るんだよな、ホント」くらい思っているんじゃないかな、と思う。

これは印象にすぎない。

しかし、彼らは社会の歪みの下に押し込められている人の存在や悲しみに、言わ
れなければ気づかない、気づけないのだ、という気がしてきた。あの「城」にい
ては気づけない。彼らのせいではない。苦しみに対する想像力が及ばない人が悪
いわけではない。

私達が持ち込む様々な問題に対して、彼らは部外者づらをしていると感じて怒り
すら感じる時期があった。でも、そうではなくて、彼らはおそらく制度や社会の
「被害者」になったことがないので、「私達の言葉」が聞こえないのだ。なんと
なくであるが、これまでのことを総合して、そう結論づけることにした。あくま
でこれは私の結論だ。
「聞こえないふりをしているのだ」という人もいる。「スイッチをどこかで切っ
ているのだ。その方が楽だから」と。
しかし、これまで彼ら官僚という人種(?)と話をしてみて、私達はまだまだ、
彼らに分かる言葉で話しかけてきてはいないのだ、と、そんなふうに心の底で思っ
た。
であるとするならば、話を続けていくしかない。
「悪者」を作ったら終わりだ。「悪者」を想定する以上、「イイ者」にもなれな
い。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

上記は、頭の角っこで考えたことで、忘れてしまいそうなので書きました。結果
報告の続きは、次回にします。人権擁護局の人にどんなことをお話し、どんなこ
とをお聞きしたかも。

今日はタイのジャングルツアーで一緒になって仲良くなった大学生3人組とその
他5人、私と相棒を入れて10人でタイ料理パーティをした。一昨日から泊まりに
来ている友人ライブミュージシャン井上卓のために「Happy birthday to you!」
を歌い始め、ギター3本が登場し、今は最後の仕上げに何故だか、A「焼酎〜!」
B「焼酎〜」C「焼酎〜」D「焼酎〜」ABCD「焼酎〜!」とハーモニーを作ってヒ
ジョーに盛り上がっている(^_^;)。楽しい夜更けだ。あ、朝だ(*_*)。

まさのあつこ