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10月23日(水)
「第1回ダム事業関連人権侵害調査報告」の3ページ目です。法務省人権擁護局
の調査課に提出したのは、中日や朝日新聞のコピーですが、ここでは、新聞より
も早く寄せられた木頭村(日本)の未来を考えるHPへの書き込みを転載します。
一被害者の証言そのものです。
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(2)岐阜県徳山ダム事例

|680  [96/08/30 16:44]  HFD03175      【G'S】暗黒政治
こんにちは。徳山ダム建設中止の会、GUMI’Sです。

10/10の建設省との対話(集会)と11/24の全国大会の会場の使用許可
が取り消されてしまった。
大垣市の上の方から「市政に反対しているこの団体には会場を貸さないようにし
ろ」との命令を受けての措置であると思われる。(大垣市市長は「徳山ダム建設
推進期成同盟会」の会長であり、強力に建設推進を唱えている。)

大垣市スイトピアセンターの会議室の使用許可を取っていたのだが、今朝26日
になって突然、文化部長が使用許可取り消しの書面を持ってきた。

理由は、使用目的がセンター利用の主旨(生涯学習、文化活動等)にそぐわない
からというものである。「スイトピアセンター利用の手引き」には一切そのよう
な制限の記載はないのである。実際には「学習」とはなんら関係のないパーティ
のようなものにも貸しているのに。どのような対話集会、全国集会をしようとし
ているのか、私たちには何の説明もさせないまま、一方的にに使用許可を取り消
してきたのである。

私たちは大垣市文化部長に取り消し撤回を求めに行った。

対話集会と全国大会を一連のものとして扱ったのは、開催者が同じであるからと
いう理由だと文化部長は明言した。申込者が「反対の会」であるから貸せないの
だと。
「建設省が対話集会のために貸せと言ったら貸しますか?」
「それはその時考えます。」
つまり、会場の使用目的ではなく、私たちの「会」がだめなのである。

 ”今後「中止を求める会」の名前で大垣市の施設を借りることはできないのか?
”と質問すると、「おそらくそういうことになるだろう」と文化部長は言った。
事実、前に建設省が公聴会を開催した会館に使用申し込みをすると、「徳山ダム
問題の会合の申し込みは、上と協議するよう通知が来ているので、返事できない。
」と言われた。(ここは文化部管轄ではなく、福祉部管轄である)
つまり、事実上私たちは大垣市の施設はどこも借りられない状況になってしまっ
ているのである。

大垣市は今、暗黒である。
こんなにも露骨な言論圧迫があっていいものか?
こんな政治が現在の日本に存在することは、ほとんど信じられないことである。

                    GUMI’S
P.S.本記事、転載可。川辺川HPとほぼ同文です。
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この後、この会は、「大垣市長と教育委員会に抗議のはがき、FAXを送って下
さい」作戦を展開。また、大垣市教育委員会の今回の措置に対して、9月6日提訴
し、9月30日には、早くも「岐阜地裁は大垣市の施設使用許可取り消しに対して
執行停止命令の原告勝訴の決定」をしました。

裁判では勝利を得ましたが、彼らが味わった精神的苦痛は消えません。
権力による妨害を乗り越えるために、気力もサイフも空っぽになっていく。これ
が日本の市民運動の姿のひとつです。

長良川河口堰の水すら余る状態で、さらに開発されようとする徳山ダム建設の中
止を求める市民の声は、なんだか知らないが建設省にも政治家にも届かない。そ
ればかりか、地方自治体や教育委員会から妨害を受ける仕組みは、裁判のみで片
付けちゃいけないんじゃないか?

まさのあつこ

【P.S.1】弁護士費用のためにこれまでに寄せられたカンパだけでは、まだ彼ら
の自腹が相当痛そうなので、少し裕福な方がいたら、よろしくお願いします。
郵便振替口座番号 00800−7−31632
加入者名  徳山ダム建設中止を求める会

【P.S.2】くだんの大垣スイートピアセンターでの集会「徳山ダムをやめさせ
山の再生を求める11・24全国集会」は、11月24日に行なわれます。
午前9時30分〜12時、資料代1000円です。
参加申込は、徳山ダム建設中止を求める会事務局 TEL&FAX:(0584)−82
−4119またはGUMI’Sさん(HFD02175@niftyserve.or.jp)まで。

長くなってすみません。