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ダム日記269(河川法改正9)←  1997年 3月 22日  →ダム日記271(ダム審の英語版)

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3月20日(木) 長くなってしまった。
バークレーのシンクタンクに通うようになって以来、気持ちの半分は日本(木頭
村)のこと、4分の1がグローバルな視点から見た日本のダム問題、あとの4分
の1が日本が影響力を持っている海外のダム問題で、その透き間に、自分の好奇
心を満たすための取材、勉強(小さな非営利団体のサクセスストーリー、ダム建
設がとまったアメリカのダム計画の取材、議員と市民の関係、ロビイストという
職業)を詰め込んで、下調べや根回し、コネ探し、コネ作り、そのための手紙書
きに追われてきた。
忙しい人を相手に、時間を取ってもらうこと、イコール、「私はあなたが会う価
値のある人間だ」と証明できる手紙なりe-mailなり、電話、また同様に忙しい人
に「Atsuko Masanoは会う価値のある人間なので会ってやってください」という
手紙を書いてもらうことを意味してきたので、毎日綱渡りをしている気持ちだ。
とにかく「短くて印象的で、会う気にさせる」プレゼンテーションをやっている
ような気持ちで売り込んでいく。どこまでもどこまでも背伸びをしているような
気持ち。精神的にとても疲れる。こんなことを続けていられるのは「今しかない」
と思うからで、早くボケボケしたい。

今日は、ギリギリセーフ、帰国の一日前にオーバンダムサイトに連れていってく
れるよう交渉して成功した。地元の無料情報紙に掲載されていた「テレフォンア
クティビスト募集」の小さな記事を目にして資料請求して以来、根回しをお願い
した人との再三の電話とファックス作戦で、2週間かかった。
自分の席を確保して後、「もう一人、日本からアクティビストが来ているんだが、
一緒に連れていってくれないか?」と西田ちょびさんのことも頼んだ。
さて、ちょびさんは、私がこういう交渉ができて「当たり前」だと思ってるふし
がある。でもそんなことないよ、ちょびさん。私は初めてのことを、さんざん回
りに聞き回って(それも内心困りはてながら、涼しい顔をして)(だって、困り
果ててすがるようにしていては「この人は私の時間を浪費する」と判断されて終
わってしまうもの。)、手紙を書きまくって、電話をかけまくって努力してるん
だよ。
もの凄く努力して、もの凄く背伸びして、もの凄くぶざまなのだよ。
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さて、シンポジウム「河川法改正をめぐって」のお知らせです。
日時:1997年4月8日 午後1時30分
場所:衆議院第二会館第1会議室
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準備には全然加われないけれど、シンポジウムまでには帰国します。
皆さんも是非、ご参加ください(^^) 。

まさのあつこ