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ダム日記283(ガロの森の木)←  1997年 4月 28日  →ダム日記284(河川法改正13)

∞∞ダム日記とテーマの紹介∞∞

こんにちは。徳島県木頭村(きとうそん)にあります細川内(ほそごうち)ダム
建設計画問題のリンクへようこそ。ざっと事実関係をご説明します。

この問題はそもそも、1993年4月に木頭村長に就任した藤田恵氏が、法律・水問
題の専門家、メディア、国会議員、市民団体に働き掛けることにより、人々に知
られるようになった問題です。主な経緯は以下のとおり。

1. 昭和33年頃から、ぼんやりと那賀川(なかがわ)沿いに複数のダム計画が浮
上してきた。現時点までに、支流も入れると、すでに4つのダムがある。

2. 昭和46年、台風23号により、長安口ダム(木頭村の下流)からの過大放流に
より、鷲敷町で洪水が発生。後の裁判で、ダムによる洪水と断定されるが、操作
マニュアルに則った操作であったという理由で、加害者責任はなし。被害者は泣
き寝入り。

3. 1994年12月、木頭村議会は、「ふるさとの緑と清流を守る環境基本条例」と
「ダム阻止条例」を可決成立。

4. 1995年7月、建設省河川局はダム事業評価システム試行として、「ダム事業
審議委員会」設立を求めるが、木頭村長・村議会議長ともに、それはダム建設の
ためのお墨付き機関であると委員への就任を拒否。現在に至るまで就任拒否の態
度を固持している。

5. 1995年12月、会計検査院が、細川内ダム計画に、29年で43億円がつぎこまれ
たと指摘するも、建設省は96年度予算も、建設事業費4億円を獲得。

6. 1997年度予算、建設省からの4億円という「建設事業費」の要求に対し、大
蔵省は「計画調査費」に格下げ。

村が、細川内ダム計画に反対している理由ですが、主に以下のようなものです。
1. 那賀川に残された最後の清流が死ぬ。これを次世代まで残したい。
2. 1976年に「150年に一回の豪雨」に見舞われた際も、ダム洪水以外に大きな
水害は起きていない。
3. 水源をダムに頼らず、水を有効利用する社会を作ること、水源林である山
に手を入れることなど、清流を犠牲にしない代替案はある。

「ダム日記」について:「ダム日記」という「ダム問題お勉強報告型応援日記」
始めたのは、1995年2月からです。村長自身が新聞に寄稿した記事で、理不尽な
ダム計画に腹を建てたのがきっかけで、今だに腹が立っているので、まだ応援を
続けています(^_^;)。応援の主旨は、一人でも多くの人に、木頭村の存在(=都
会生活を支えるために犠牲になっているモノやヒトの存在)を知って欲しいとい
うことです。
木頭村のことを知らなかった人が、ダム日記を入り口にして、木頭村に興味を持
ち、私には思いもつかない素敵なやり方で、木頭村のことを応援する人が沢山登
場すればいいなぁ。私はサボレルなぁ、とそれが夢だったり下心だったりします
(^_^)。
まさのあつこ