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∞∞ダム日記292(20年の意味)∞∞

5月14日(水)

今日は、木頭村のことを聞きたいと言ってきた人と会った。
私はその人が私に会いに来た理由を、少し勘違いしていた。私と同じような気持
ちで木頭村のことを捕えていると思って、その人が誤解していると思うことを必
至になって喋った。熱を入れ過ぎて疲れてしまった。後から、その人は、私とは
違う角度から木頭村を見ている人だと分かって、それはそれで、新鮮に感じたの
だけど。
「ダム問題」を、他にも誤解している人がいるかもしれないので、そのことを、
少し書く。その人は「ダム反対運動を20年以上も続けている木頭村は凄い。何故、
木頭村は運動を続けていられるのだろう」と木頭村のことをTV番組「水守の里」
(フジTV系)で見て知って思ったそうだ。
その時、今まで考えたことがないことが思い浮かんだ。「それは違う。ダムは20
年、30年作らないんです。村が諦めた頃、国は作る。苫田ダムという岡山のダム
は39年も反対があった。反対する人が疲れ果てて諦めた頃、国は作るんです」
「テレビに出ていた辰巳(たつみ)ダムもそうですね」「はい、だから・・・」
喋っている内に悔しくなって泣きたくなって何が言いたいのか忘れてしまった。
だからダム反対運動なんて20年はザラなのだ。そう言いたかった。国の馬鹿やろ
う。

だから、木頭村、もっと頑張れ。しんどいけど、もっと頑張れ。
時々、思いつめると、木頭村を擬人化してしまう。
でも、木頭村は、人の集まりなのだ。人が村を作っている。
私はちゃんと、鎌倉市を作っているだろうか?

まさのあつこ