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∞∞ダム日記360(取材活動メモ)∞∞

12月16日(火)
昨日から社会復帰(^_^;)を始めた。頭も身体もまだボヨボヨ。
予備取材の開始。あちこちに電話。あちこちに釣糸を垂らすような気分。

●9日に農水省が6ダム事業を中止するという報道を読んだので、「中止に至る
までの経緯」を確認をしようと昨日農水省に電話をしたのだが、その担当者が火
曜まで留守ということだった。
が、今日(16日)帰宅すると夕刊に、新城ダム(北海道)、中久保ダム(福島県)
、須川ダム(京都府)、俵野ダム(京都府)、島の川貯水池(高知県)、木須ダ
ム(佐賀県)という先に発表のあった6ダムに加えて、あと9ケ所のダム建設も
中止になったとあった。居留守かいな・・・。
何故、誰が、どういう経緯で中止を決定したのか。それが重要。そこがあいまい
なまま報道されている。マスコミの報道がそこで止るのであればその先を追う。
こんなことにこだわられても農水省は困るだろう。こだわった所で、たいした成
果は何もでないかもしれない。しかし、小さな所にこだわって詰めていくことが
結局大勢に影響してくると思う。信じるままに動く。
・・・と今、思いついたのだが、予算編成の最中だから、足し算、引き算でそう
決めたのか?

●今年の会計検査の報告が出たという報道を耳にしたような気がしたので、これ
また電話。「マスコミには渡しました」という資料があるのに、「フリーライター
です」という私には国会に提出されたあとで刊行物センターで買え、それまで待
てという。「渡せない理由が何かあれば教えていただきたいんですが?」と丁寧
に食い下がって入手。人間が図太くなる。流されない。諦めない。理由を聞きた
だす。言葉は丁寧に。

●徳島県の藍住町(吉野川周辺で、唯一、「吉野川第十堰」という堰の改築事業
=長良川河口堰よりも巨大な河口堰事業の促進決議を出していない町)の議会が、
吉野川第十堰に関する調査特別委員会を廃止するという決議をしたというニュー
スを読んだ。特別委員会の構成委員が反対派ばかりを含んでいるということが理
由だと報道されていた。
重大なニュースだ。
これまた昨日、藍住町議会事務局に電話して「これから取材をする上で予備資料
にしたい」と説明し、廃止の動議をFAXしてもらった。
「第十堰改築事業は、本来特別委員会で審議すべきものでなく、全員の中で審議
すべきものであり、藍住町「第十堰改築事業」調査特別委員会を廃止する議会の
議決を求める」という3行だった。そしてこれが賛成多数で可決された。
「全員で審議する」
今、藍住町議会の人々は、住民全員に、その決意を徹底的に知らせなければなら
ないと思う。全員で審議するためにわざわざ特別調査委員会を廃止するほどまで
「必死である」ということを伝え、「なぜ必死なのか」を説明していかなければ
いけない。
藍住町の住民の間で今まで以上に自治意識が芽生えていくことにつながることを
願う。

まさのあつこ
P.S.市民活動初心者の方へ:
ジャーナリストを目指す前も、ダム日記を書くためによくこうして省庁に電話し
ては問い合わせをしていました。皆さんに、省庁や議会に直接電話して取材する
癖をつけることを進めます。確かな情報を情報源から直接取ること。それは活動
の基本です。