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∞∞ダム日記374(兵糧攻め)∞∞

2月11日(水)
暴言を許して欲しい。
橋本政権の馬鹿やろう。

沖縄と木頭村と、そうそう共通点があるわけではないが、ある。
橋本政権や自民党が、今回の名護市長選でやったことは、ダム計画を押しつけら
れた小自治体が経験する「兵糧攻め」そのものだった。
ダムバスター用語でそれを「行政圧迫」ともいう。

住民が嫌がる「ダム」とか「米軍基地」とか。
それを受け入れないなら、「補助金をやらない」という。
ヘリポート建設反対を表明している知事が、同じく反対を公約に掲げている市長
候補の応援演説をして反対派優勢と見るや、「沖縄振興策を見送る」と来た。

「脅し」だ。
「容認派」と言われる市長が誕生した途端に目尻を下げて、「沖縄振興開発特別
阻止方改正案」の凍結を解除する手続きに入ったという。兵糧攻めを解除。
馬鹿やろう。

岡山県の奥津町では、あからさまにこの方法で、町長が町民と県の板挟みになり、
3人立て続けで「やっておれない」と辞任し、これをきっかけで、ついに苫田ダ
ム受け入れが決まってしまった。
経済的に豊かになりたいという住民の気持ちの前にニンジンをぶらさげてもてあ
そぶ、そんな県や国がどこにあるか。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。

こうした「兵糧攻めの手口」を研究をし尽くした木頭村は、「村の振興策は村が
決める」と、徳島県の押しつける「木頭村振興策」を突っぱねて、木頭村独自の
振興策を作った。それが第三セクター「木頭ヘルシック」、おからケーキ工場だっ
た。
今年「きとうむら」と名前を変えた。
徳島県は、その「きとうむら」に、1200万円の補助を与えることにした。
木頭村が豊かな村だと感じるのは、こういう時だ。
「きとうむら」は赤字だ。
商才がなくて、不器用だからだ。
一部の短気な村民からは文句も出ている。
だけど、私は、そんな木頭村を愛している。

だから、頑張れ沖縄!
岸本という新しい名護市長のことはよく知らないが、平和な沖縄を望んでいない
わけがない。新聞報道によれば、橋本政府の「建設に希望がつながった、ほっと
している」という見解に「誤解だ。基地容認派とは違う」と言ったという。

名護市民の闘いは、今、始まったばかりだ。岸本市長にそのスタンス、「沖縄県
知事の反対表明で建設問題は終結している」と言ったスタンスを守らせるのは、
名護市民や沖縄県民の役目だ。

まさのあつこ