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3月18日(木)
昨日予告した講演会のお知らせ。
これも先日「星野村」情報を送ってくださった木原さん情報!
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ダニエル・ビアードさん講演会
「もうダムをつくらない国から−−アメリカの河川政策に学ぶ−−」

1998年3月28日(土)
福岡市・明治生命ホール
開場13:00/開演13:30(−16:00)
入場料800円(学生600円)
主催 ADB(アジア開発銀行)NGOフォーラム
<問い合わせ先>
ADB福岡NGOフォーラム
〒815−0071福岡市南区平和1−6−1福岡NPOセンター内
TE&FAX092−526−9620(担当河野)

<ダニエル・ビアードさんのプロフィール>
アメリカ合衆国ワシントン州出身。上下両議員の特別補佐官や下院資源委員会事
務局長を務めた後、1993年にクリントン大統領によって内務省開墾局総裁に
抜擢される。1994年には「国際灌漑・排水委員会」の席で、「アメリカにお
けるダム開発の時代は終わった」と宣言し、アメリカの河川開発哲学を根本から
転換した。現在、アメリカで最も歴史のある環境団体「全米オーデュボン協会」
の副代表。
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1995年にビアードさんが来日した時、関係者の好意でお会いできた。(ビギナー
ズ・ラックだ。)分からないことがあったら、連絡してくれればお答えするよ、
と社交辞令で言われたことを真に受けて、後に米国の「カクカクシカジカについ
て知りたい」と手紙を送ったら、担当部署から後日、どっと資料が届いた。アメ
リカって凄いなとその時思った。
今考えたら、それって「情報自由法」にもとづく公務員としての義務をまっとう
してくれたということだ。
ビアードさんは、長良川DAYなどのイベントへ招かれ、その後も来日している。
日本の河川行政に外圧を与えた人だ。これから日本で審議される「情報公開法」
にも外圧を与えて欲しいもんだ。

しかし、日本にいる私達にとって重要なことは、外圧を利用しながら、内圧(民
主主義)で根元から変えていくことだ。内圧なしには何も変わらない。そのヒン
トを彼は抱えている。彼が話す内容を、日本では(自分は)どのようにすれば実
現できるのか、と考えながら聞いてみたらどうだろう?

まさのあつこ

P.S.  そうそう。ビアード氏は、来日中、藤前(ふじまえ)干潟にも行くよう
だ。
名古屋市民の出すゴミで、その地域に唯一残る干潟、野鳥の楽園と、それを支え、
海の入り口で汚れを食べて水をきれいにしてくれる水生動物を生き埋めにするの
だ、と聞いたら、彼は目を丸くして驚くだろう。藤前干潟では、辻淳夫さん達が
踏ん張って、この無謀な計画に抵抗を続けている。私は遠くから声援を送ること
が精一杯だ。
95年の来日の時、木頭村長が、日本ではダム工事は10年も15年もかかって人手が
取られ、山が荒れるという話をした時、「なんでそんなに時間がかかるんだ!」
とビアードさんが目を丸くして驚いていたことを昨日のことのように思い出す。
その村が闘いに勝ちつつあることを、ビアードさんは聞きおよんでいるだろうか。