TOP 1-100 101 - 200 201 - 300 301 - 400 401 - 500
ダム日記410(国会質問)←  1998年 6月 5日  →ダム日記412(市長欠席)

∞∞ダム日記411(悪質なからくり)∞∞

6月4日(木)
ヨレヨレ。3つ入っていた用事を1つすっぽかして国会へ走った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【岡崎トミ子議員による建設大臣への国会質問(参議院国土環境委員会)の概要
】
(メモ・文責:まさのあつこ)

岡崎トミ子議員:
●吉野川第十堰は先日行なわれたアンケートで、廃止・中止した方がいい200の
事業が上げられた中で、ワースト5だったことを建設大臣はお気づきか?
●6月2日に「公共事業チェックを実現する議員の会(議員の会)」が行なった市
民と建設省の間の懇談会で、市民が寄せた疑問への明確な回答はないままだ。最
終の審議になるとも言われている。市民への回答がないまま、翌3日に次回の審
議委員会が8日に開催されると記者発表された。2日の時点でその発表を控えてい
たのは悪質だ。「議員の会」との懇談会で話し合われたことを審議委員に報告し
ていただいきたい。

瓦建設大臣:
●平成7年7月にダムおよび堰建設事業審議委員会が施行され、地域の意見を聴取
することをはかった。去年、河川法で関係住民の意見を聞き、事業に反映される
ことが定められた。
河川局長:
●ダム審議委員会は全国に設けられたが、進め方は各委員会独自に決めてもらっ
ている。6月8日、第13回の吉野川第十堰審議委員会がどうなるかは審議委員会に
まかせる。8日に行なうという説明がなかったことについては、事務局で発表し
たことであり、ご了承ねがいたい。

岡崎議員:
●審議委員会は、行政委員が過半数を閉め、第三者機関とは言えない。また建設
省の一方的な説明に終始している。市民を入れた話し合いが必要だ。

河川局長:
●公聴会を開いたから独善的ではない。議員の会に渡された資料は審議委員会に
渡す。

岡崎議員:
●地元マスコミのアンケートで、時間が経てば経つほど第十堰事業に反対の住民
が増えていることが分かっている。このような世論を押し切ることはすべきでは
ないと思うが、建設大臣にお尋ねしたい。

(大臣を差し置いて)河川局長(隣で大臣が人差し指で鼻を差している。岡崎議
員は「大臣、大臣にです」と促すが、河川局長、目にも耳にも入らないかのよう
に):
●アンケートのことは承知している。しかしアンケートがどのように行なわれた
か中味は承知していない。徳島市や鳴門市7市町で、賛成促進の意見書の採択を
もらっている中で考えるべきだと思う。

岡崎議員:
●洪水せき上げについては議論がつくされていない。審議が尽くされないまま審
議委員会が終わるようなことになれば、信義にもとる。議論が尽くされるまで審
議委員会を終了すべきでない。2日の懇談会で愛知大学の武田真一助教授が述べ
たように、住民の大多数が納得いくまで説明を果たす義務がある。

河川局長:
●審議委員会のことは審議委員に任せ、我々は見守る。
建設大臣:
●冒頭で述べたように、河川法に基づき、住民の声を計画に反映させていきたい。
公聴会も設置され度重なる議論をされ、審議委員は片寄った先生方であるとは思
わない。我々としては審議委員会を見守っていく。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【私がひっかかった表現】
河川局長の「徳島市や鳴門市7市町で、賛成促進の意見書の採択をもらっている」
。「採択をもらっている」
前に、道路の建設事業の賛成促進の「意見書」のフォームを見たことがある。
各自治体に、○○○市・町と、町や市の名前だけが空欄になっており、それが、
建設省関係の組織から回されていたのだ。自治体はそこに自分の議会の名前を入
れればいい。
そして、まったく同じ文面の「意見書」があちこちの市町から出される。ものに
よっては、「毎年」同じ文面の意見書フォームが送られてくるという。
なるほど、「採択をもらっている」わけか、建設省が。
そういうカラクリですか。(はらわたが煮える。何が地方分権だ。何が任せるだ。
)

まさのあつこ