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ダム日記419(12日の結果)←  1998年 6月 17日  →ダム日記421(建設省の進化)

∞∞ダム日記420(1年403件の通達)∞∞

6月17日(水)
6月9日の415号でお伝えした建設省広報課との押し問答の結果、調べ損ねた通達
の数ですが、佐藤謙一郎衆議院議員の事務所へ「あの〜ぉ、調べてくれませんかぁ
?」と電話をかけてお願いした。昨日、回答がきた。

佐藤議員は去年の夏、「細川内ダム白紙撤回への一歩セミナー」というのをやっ
た時に、「セミナーをやります」とFAXを送ったらフイにいらしてくれた議員だ。
それが最初で、あれやこれや、京都のCOP3やらなんやかんやで顔が会う。お会い
する度に「木頭村はどうですか?」と聞いてくださる。「はい(^^)!」と私は下
手な説明をゴニョゴニョする。木頭村を応援する議員は多いのだ。

【杉一本乗り・・・木頭村の季節がやってきた!】
木頭村と言えば、木頭へ行ってみたいと思う人にグッドニュース!
木頭村にしかない「木頭杉一本乗り」という伝統技術(ダムがなかった頃、キコ
リさん達は、杉をいかだに組み、それに乗って下流まで川を下って売りに行った
のだ。「一本乗り」は、流れる川に浮く杉に乗って杉を操る技術だ。)の講習会
があるのです。
今は下流に行くまでダムが3つあるので、この伝統は消えつつある。(木頭村は
那賀川で最上流の4つ目のダムを阻止している。)そこで「木頭杉一本乗り保存
会」が毎年夏に大会をやって伝統をつないでいる。めちゃくちゃ楽しそうで、今
年は私もやってみたいと思っている。その大会(8月16日)を前にした講習会は、
6月21日、7月5日、19日、8月2日に行なわれる。朝10時から。参加料1000円(初
回だけ保険料1400円)。問い合わせは、木頭村役場、TEL: 08846-8-2311木頭杉
一本乗り保存会事務局まで!
行った方は木頭名産「おからケーキ」とユズ製品をお忘れなく。ユズ製品で私の
お気に入りは「ポン酸のまこちゃん」。ユズ味のポン酸で鍋にもサラダにもいけ
る。木頭村の農協とかで売っている。農協に行ったら「ガロ王国を作ろう会」の
宗石さんがいるから挨拶をしよう〜。ガロは木頭の清流に生息する河童のようで
河童でない伝説の動物。

【通達は全廃すべきだ】
さて、通達の話に戻りますが.....
1997年4月1日から1998年3月31日まで、たった1年で403件も出ている。
一日一件以上!10年でざっと4000件?戦後50年でひょっとして2万件か?もう少
し調べてみる必要がある。

「官僚」による勝手な指示が、「立法府」の関与なしにこんなに出ている。代議
制民主主義のはずが、私達の手の届かない官僚の手の内で、政策が決定されてい
く。情報公開法の制定と同時に、こうした「通達」を全廃し、裏で交わされる
「覚書」を公開していかなければ、市民に受け入られる民主主義は実現できない。


吉野川河口堰にゴーサインを出そうとしている「吉野川第十堰建設事業審議委員
会」、そして木頭村がその設置すら許さなかった「細川内ダム建設事業審議委員
会」は、「通達」によって設置されたものだ。

まさのあつこ
横道に逸れたけど、次回は12日の報告「地元住民 VS 建設省」に戻ります。

P.S. パンダマークでおなじみWWFと、日本自然保護協会が、ダム審議委員会の
審議継続を求めて、要望書を瓦建設大臣、円藤徳島県知事、審議委員会委員長に
要望書を送った。それから去年8月に公布された「環境アセスメント法」に基づ
いてアセスを行なうことを要望。

推進側は推進側で、6月11日、第十堰改築事業促進連絡協議会が1700人を動員し
て早期の可動堰化を求める決議採択をした。来賓は徳島市長、徳島商工会議所な
どなど、その性格を物語る。同じく同協議会が15日、早期改築を訴える要望書を
提出した。1000億の予算にたかる産業界、その産業界の票に首ねっこを押さえら
れる政治家。私達が求めているのはそういう世界だろうか?