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∞∞ダム日記463(干潟へ行ったら)∞∞
11月12日(木)
以下は7日に書いたが、力が尽きて途中で終わった。この日記は最近「秘書日記」
と呼ばれる。出発点である「木頭村」にこだわらねば本末転倒だと頑固に思って
きたものの、実質な〜んも応援できていないので、開き直っておおいに寄り道す
る。初心に帰って徳島の円藤知事に近々手紙を書こうと思っていて、はや1カ月
経ってしまったし。
そんなわけで今日は「干潟へ行ったらそこは海だった」の報告。
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11月7日(土)
11月4日に名古屋の藤前干潟(ふじまえひがた)へ行ってきた。
干潟だと聞いていたが、そこは「海」だった。

藤前干潟というのは、諌早(いさはや)干潟が潰れつつある今、日本を通過する
渡り鳥が頼りにしている「最大」の中継地だ。ダム日記を「サボリサボリ」やら
ねば続かないように(サリゲナクイイワケ)、渡り鳥だって休まねば、途中で力が尽きる。
 渡り鳥の中にはオーストラリアからシベリアまで飛んでいくものがいて、彼ら
は藤前で「エサ」をわんさか食べていくそうだ。人間で言えば「レストラン」、
車で言えば「ガソリンスタンド」だ。

藤前干潟が潰れれば、何が起きるか?
オーストラリアから「エサと休息」をめがけて飛んできた鳥達は、藤前が潰れて
いればお腹をすかせたままシベリアへ発ち、身体を燃焼させて力尽きるかもしれ
ない。渡り鳥が夏あるいは冬を過ごすシベリアやオーストラリアでは、渡り鳥の
姿が見えなくなる。渡り鳥達がそこで食べていたエサは食べられなくなり増える。
その影響が別の動植物や環境に影響を与え、少しづつ生態系が崩れていく。

名古屋市はゴミを捨てる場所がもうすぐなくなるのでどうしてもここを「埋めた
い」という。しかし、なくなることは最初から分かっていたのだから、ゴミ処理
問題が深刻であることを住民に訴えビシビシ教育し、ゴミ減量を図れば、事情は
もっと違ってきたはすだ。市がゴミ減量策に力を入れるようになったのは、今年
になってからだ。前は全然分別収拾していなかったんだって 。うっそ〜(/*_*)/っ
てな感じ。

おまけに「環境アセスメント」という埋立事業をやった場合に出るだろう影響を
評価する手続きで「影響あり」と答えが出たのに、「事業はやる」という結論を
名古屋は出した。ヘンチクリンなんです。「だったら最初から環境アセスなんか
意味ないじゃん」という前例ができてしまう。日本中で環境保全運動をやってい
る人にとってみれば、もの凄〜くメイワクな話だ。

「ヘンチクリン」と批判しても仕方がない。国会議員達の視察について行った。
つづく。

まさのあつこ
P.S.行ってみたら 「海」だったこと。これはこの問題の性質の、ある意味です
べてを物語っていた。