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2月6日(土)

考えたらあさっての2月8日(月)は、徳島市会の本会議で「吉野川第十堰を壊し
可動堰を作る」という住民の意志が不在のままに決められた川の在り方を、問い
直す日。住民投票条例の賛否が本会議で議決される日だ。
徳島だけじゃない。日本全国の川や海、山との付き合い方を住民が決められるか
どうか歴史を作る日だ。
「自分達に決めさせてくれ」という住民が10万人。
文字通り、24時間体制で頑張っていた人を知っている。仕事をそっちのけで賭て
いた人もいる。ここまで市民がやったのに、住民投票すらさせない、それも住民
達には決められない、という本末転倒な理由で否決するのはおかしい。元々、議
会制民主主義は効率を求めて代表を選んで物事を決める機関でしかない。その機
関がいつも正しい選択をするとは限らない。
住民投票は、人間が間違えることを想定している。
人に優しい制度ではないか。
人は間違えてもいいのだ。議会は間違えることを許されているのだ。
「住民」というバックアップシステムがついているのだ。
「間違っているのではないか?」と10万人の人に言われたら、謙虚に耳を傾ける
のが当然ではないのか?

10万人の人に、「あなたは間違っているかもしれない」と言われて、自分の答え
を再考しない人がいるとすれば、その人は政治家である資格はないだろう。

【40人の議会議員に100,000人の意志を否決することが民主主義か?】
徳島市議会議員は40人いるそうだ。これまでに公明党や民主党会派や無所属の徳
島市議会議員が住民投票賛成に回り、頑なに自分達が間違えているかもしれない
という指摘を受け入れられない人々は、「朋友会」に属する自民党会派の議員ら
だという。

小渕首相、あなたの子分達が、みっともないことをしようとしています。
前回の参議院選では、この事業を推進していた自民党の現職議員が落ちました。
この問題はすでに、吉野川の右岸、徳島市の49%の市民に浸透し、左岸藍住町の
47%の住民に浸透し、真剣に議論されています。

100,000人の民意を踏みにじらせないよう、親分としてできることをしてくれま
せんか?
もし、何か、あるとすれば。
それくらい、重いことではありませんか?
なんのために法律で定められた住民投票ですか?
法律の適正な運用を促すことに、立法府も責任があります。

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地方自治法 第5章第1節
第74条【条例の制定又は改廃の請求及びその処置】
普通地方公共団体の議会の議員及び長の選挙権を有する者は、政令の定めるとこ
ろにより、その総数の50分の1以上の者の連署をもつて、その代表者から、普通
地方公共団体の長に対し、条例の制定又は改廃の請求をすることができる。
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集まった署名は、50分の1ではなく、有権者の半分だったのです。
この事実、とても重くないですか?
民主主義を、否定しますか?

まさのあつこ