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∞∞ダム日記489(シツコイ!?)∞∞

2月11日(木)
しつこいですが、質問者森さんをそっちのけで書いたレスのボツ日記から手を入
れて、以下の部分も日の目にあててしまいます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「市民団体」からの提案は、大きくわけると2種類あります。

1.国会で提出される予定の法案に関して「賛成/反対」を働きかけるタイプ。
2.地域の個別問題を国会議員に「いいつけに」来るタイプ。

1.に関しては、(a)議員が取り組むかどうするかを決める。(b)市民が持って
きた情報だけでは判断材料に欠ける場合、判断を仰ぐための情報収集をし、市民
(団体)にも情報をシェアしながら最終的にどう取り組むかどうかを議員に判断
してもらいます。私自身が関心を寄せる案件や人脈を豊富に持っている分野だと、
情報も入手しやすいので、皆さんの力に「おすがりする」って感じでペコペコ頭
を下げながら協力をお願いしています。また、力ある市民(団体)であると見抜
いた場合、「法案骨子を作ってみませんか?」と持ちかける。ヒジョーにやりが
いがあり、日、一日とノウハウが確実に積み上がっているっかもよ。(後で振り
返ってみないと分からない。)

2.に関しては、悩むことが多い。
議員と市民の間に立ちはだかって追い返すこともある(物理的にではなく)。こ
れは逆恨みも誤解も恐れずやる。もちろん、逆恨みも誤解も避けるように「何故
追い返すのか」を説明する。分かってもらえない時もあるし、私が間違っている
こともあるだろう。
最も大事なのはコミュニケーションだと思っている。たとえ、私が間違っても、
充分なコミュニケーションをすれば、間違いを指摘しあうこともできる。やり取
りを繰り返して、互いに成長できればそんな嬉しいことはないのだ。

いずれにしても、最初から「国の問題」と分かっている問題でない場合、「地域
だけでは解決できない」という問題にまで盛り上げていないと、国会議員には動
き用がないし、動いても空しい。またどの部分をどう国会レベルで取り上げて欲
しいのか、突き詰めて提示されないとその情報整理にエネルギーと時間がかかっ
て本来的な問題に辿り着けずに時間切れになる。
私の頭の中には、市民(団体)と接する時のチェックリストがあるので、それを
書いてみる。一にも二にも、「現場」で働きかけをせずにいきなり国会議員に持
ち込もうとしていないかどうかだ。
(1)回りの人や地域の仲間に話しかけているか(2)首長には働きかけたか
(3)地域の議員や議会に働きかけたか(4)役所から情報を収集しているか
(5)マスコミに知らせているか。

時々、役所に働きかることに全力を尽くす人がいる。「官僚主義」を肯定したい
ならそれもいいが、そうでないなら自分達の代表である「議会」を変えることを
考える方が本質的だ。官僚に牛耳られる議会をどう市民の手のひらにのせるか。
社会の変化は早いので、あと5年でこういう考えが浸透するかもしれない。

私自身、いきなり『遠く離れた「木頭村」のダム反対運動の情報発信による応援
』という風変わりな活動で、わ〜っとここまで流れてきてしまったので、「現場」
での運動の辛さや現実問題の主体的経験者とは言えない。そのくせ、各地の運動
をたくさん見てきたので、理論的に「こうすべき」という耳年寄になってしまっ
た。
情けないが、自分にないモノを提供するわけにはいかない。
あちこちの運動の「現場」を見て目や耳で学んできたことからアドバイスする以
外できないし、それが私なりの精一杯の協力の仕方だ。それを一つの考え方とし
て取捨選択してもらえればそれでいいと思っている。

カスタムメードのやり取りをしながら、「こちらも○○まではやるけど、そちら
も○○だけはやっておいて」という形で突き返したりすることもある。悲しいこ
とだが、今の日本、24時間体制で闘う気がなければ運動は成功しない。逆に24時
間体制で闘う人が一人でもいれば、運動は100%近く成功する。悲しいことだが
自分のアンテナにひっかかった人を全員を巻き込む覚悟のある人が「一人いれば
いい」。捨て身でかかる人が一人でもいるかどうか。
本来は問題本位で取り組まなければならない。しかし、問題に取り組むには、あ
らゆる協力がなければ進展しない。地元で真剣に闘う人がいなければ国なんか動
かない。「こちらも○○まではやるけど、そちらも○○だけはやっておいて」と
いう形で「現場」に力をつけてもらわないと、国会ができることなんかほんの一
部だ。

そういう意味で、「国会に来る前に、地元議会を動かして!」と叫び続けたい。
そうすれば国会や中央省庁なんて、やがては「必要なし」となる。自然と小さく
なる道はこれしかない。国会や中央省庁がよってたかって省庁再編成なんかやっ
ても本質は変わらない。手の届かない国会や中央省庁を変える最も簡単な方法は、
地元議会を動かすことだと、私は思う。
しかし、サラリーマンや教員や学生をしながらアフターファイブで議員もできるっ
ていうふうにならないと、退職した老人や地域の有力者やへなちょこ職業政治家
や、国会へのステップにする二世三世議員ばかりで、いい人材を地方議会に送り
込めないという問題もある・・・。

まさのあつこ

P.S.勝手なことを書き散らして不愉快に思う人もいるかもしれないけど、ご勘弁。