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∞∞ダム日記495(日常)∞∞

3月2日(火)
昨日、今日と夜の10時まで仕事をしたので、明日は絶対に5時に帰る。
疲れがたまってくると、友達の声を聞いて涙が出てくる。
なんで疲れているか?ここ1ケ月、議員会館のボスの事務所を一人で回している
からだ。学生のお手伝いが週に2、3日来る以外は全部ひとり。「いい加減にし
て!」という状況の中で仕事をしている。

○先週から今週にかけて、「ダム事業に伴う生活再建関連事業に関する質問主意
書」と「食品表示に関する質問主意書」を提出した。
○来週から公共事業を実現する議員の会が、月曜日は三番瀬の視察に、火曜日は
奥只見ダムのヒアリングを、水曜日は長良川河口堰のヒアリングを立て続けに行
なう。事務局長秘書としてはセッティングにおおわらわだ。1分単位で作業を進
める。
○ボスの仕事をフォローするために、ある検討作業をしている。よその秘書さん
に知恵を借りて、国会図書館と政府委員室と調査室を駆使して検討のための基礎
調査を始めている。
○国会図書館の調査能力は凄い!感激した。一般人にとっては使い勝手の悪い図
書館だが、国会議員とその秘書にとっては有り難い!の一言。あらゆる文献から
必要な資料を漁ってくれる。ドキドキするのは、今年から始めたダム関係の検討
作業に使う資料集めの時で、自分がかつて書いた記事が検索されてでてきてしまっ
たら恥ずかしい!という心配だ。図書館のお兄さんが「え〜この記事は・・・」
などと知らずに目の前に私の記事を出してきたら顔から火を吹いて死んでしまい
そうに思う。先日は「徳山ダム」と「木頭村」という文字が出てくる資料がでて
きてあやうく気を失いそうになった。
○政府委員室は国会内にある省庁の出先機関だ。言わば国会議員のための政府へ
の窓口。政府から事情を聴取したい時、資料が必要な時、電話をかけると用件に
応じて担当部署につないでくれる。毎日お世話になっている。今日は来週のヒア
リングのために夜9時近くに3つの省庁の政府委員室にFAXを送ったら、その一
つから「承知しました」と電話がかかってきた。今日はこの政府委員室には朝か
ら2件すでに仕事を頼んだ。3件目。秘書も大変だけど官僚も大変なのだ。
○笑ってしまったのは衆議院調査室。彼らは立法府のためにある(はず)。厳密
に聞いてみるとそれは委員会ごとに設けられており、例えば建設委員会の補佐を
するためにあるのが建設調査室で、よく言う「国政調査権による調査」というの
は、その委員会の長、つまり委員長の命を受けて行なうものなのだという。
さて、検討作業を行なうにあたり、某調査室に協力を依頼した。協力を仰ぐにあ
たって別に最初から疑ったわけではないが、好奇心から出身を尋ねた。疑念は払
拭しておきたい。だが噂通り、中に省庁からの出向者がいた。いづれ行政府へ帰っ
ていく人だ。私は念を押した。依頼した内容について「守秘してください」。す
ると「それはもう大丈夫です。信頼していただいて」という答えをもらった。
ところが数日すると、とんでもないことが分かった。
まず、調査室に「集めて欲しい」と頼んだ資料を「政府委員室に聞いてください」
と言ってきた。内心「えっ!」と思った。それくらいの調査能力もないのか!こ
ちらは多量なリストから「調査室でも」調査できる内容を選り分けて依頼したつ
もりだった。それすらも情報収集する力がないのかやる気がないのか分からない。
「情報を持っていない」という。それは分かる。それを調査する機関ではないの
か(^_^;)?
次に、ニコニコと調査室の人曰く、検討を依頼した内容を関係省庁に尋ねて勉強
したというのだ。息を飲んでしまった。怒る気にもならない。調査室の人はカマ
トトなのか愚かなのか、「守秘しろ」という意味は、「もちろん、この検討作業
を政府側に知られてはならない」という意味であると思わないことに勝手にした
らしいのだ。ツカレル。
○今日は原子力資料情報室の議員対象の「アジアのエネルギーの現状について」
の勉強会開催をお世話した。終えて、アジア諸国の研究者達が事務所に来られた。
一人が議員部屋をのぞいて「研究者の部屋みたいだなぁ」と言いながら帰っていっ
た。資料が山と積まれていて、確かに議員の部屋というよりそんな感じになって
きた。
○ボスは取り組んでいる各地の運動の現場ごとにパネルを作り、事務所を学園際
のノリのような部屋にして、来る人々に見てもらえるようにしたい、と我がまま
を言っている。やれやれ、身体がいくつあっても足りない。ホームページを作れ、
デジカメを買え、講演資料を作れ、完璧に資料をそろえろ・・・、「だったら辞
めた先輩秘書の後任を決めてくれ」と、そろそろ思い始めた。

まさのあつこ